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万科企業、経営陣退陣の要求を董事会が拒否
2016.07.04 14:08
万科企業（02202.HK）は7月3日、現経営陣の総解任を目的に実質筆頭株主の姚振華氏が提案した臨時株主総会の開催要求について、これを拒否したと発表した。万科企業の董事会（取締役会）は検討の末、姚氏の要求には応じないことを決定。これに対し、姚氏サイドは万科企業の監査役会に臨時株主総会の開催を要求できる。
監査役会が期限内に開催に同意しない場合、90日以上にわたり同社株の10％以上を保有する大株主は単独で株主総会を招集・開催できるという。姚氏は複数の傘下企業を通じ、2016年5月末時点で万科企業の株式24.29％を保有している。
なお、同社A株は2015年12月18日14時（日本時間）から売買を停止していたが、2016年7月4日に取引を再開した。
（同件につきましては、2016年6月30日付「信用格付けが引き下げの可能性も」、2016年6月28日付「定時株主総会で董事会報告が否決に」、2016年6月27日付「現経営陣の総退陣を筆頭株主が要求」、2016年6月20日付「資産再編計画の詳細」、2016年3月18日付「資産再編の進ちょく」、2016年3月14日付「重大な資産再編に向け深セン市地鉄集団と意向書を締結」、2016年2月22日付「重大な資産再編の進ちょく」をご参照ください）
【出所】香港証取サイト上の公告(2016/07/03)
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