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【10月12日の香港市場】

2018.10.12 17:52

 主要指数はいずれも反発。ハンセン指数は前日比2.11%高の2万5801.49ポイント、中国企業指数(旧H株指数)は2.04%高の1万299.09ポイントだった。メインボードの売買代金は昨日に比べ約20%減少し、概算で1111億4700万HKドル。「港股通」(本土からの香港株投資)は上海経由が17億5700万元の買い越し。深セン経由の買越額は2億9100万元だった(注文ベース:買注文と売約定の差)。

 ニューヨーク市場はダウ平均が大幅に3日続落。米国企業の7-9月期業績を控え、貿易摩擦の影響を見極めたいとの思惑から、リスク回避の動きが広がった。原油相場の下落も重荷に。トランプ大統領が11月にも習近平・国家主席と会談する方向で調整中という報道が流れ、中国事業を手がける銘柄が買われる場面もあった。ただ、実現の確証はないと政府高官が発言すると、売りに転じた。

 本日の香港市場は昨日の急落の反動から、高く寄り付いた。本日発表された中国の9月の貿易統計は、輸出額が市場予想を大きく上回り、軟調だった上海市場の地合いが改善。香港の主要指数は前場の中盤を過ぎると上げ幅を広げ、後場は高値付近での小動きとなった。商いは昨日に比べ減少したものの、メインボードの売買代金は1000億HKドルを超えた。

 ハンセン指数の構成銘柄では、昨日の下落率5位だった舜宇光学科技(02382)が反発し、本日は上昇率1位の10.72%高。9月のレンズセット出荷台数が大方の予想を上回り、この勢いが10月も続くとアナリストが評価したことを好感した。昨日の下落率4位だった吉利汽車(00175)も反発し、本日は上昇率2位の9.14%高。時価総額の大きなテンセント(00700)が11日ぶりに反発し、上昇率3位の8.01%高。大型株だけにハンセン指数の上昇に寄与した。幅広い銘柄が反発するなか、香港系の不動産株や公益株が軟調だった。

 そのほかでは、ブリリアンスチャイナ(01114)が急落し、26.57%安。BMWブランド車を製造する折半出資会社について、25%の出資持分をBMWに譲渡することが大きな悪材料となった。出資比率の低下にともない、ブリリアンスチャイナの収益力が悪化することから、投資判断の引き下げが相次いだ。(中国部・千原)
 
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