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【11月9日の中国本土市場】

2018.11.09 17:06

 主要指数はいずれも続落。上海市場は上海総合指数が5日続落し、前日比1.39%安の2598.87ポイント。B株指数が4日続落し、0.77%安の273.77ポイントだった。深セン市場はいずれも5日続落。深セン成分指数が0.64%安の7648.54ポイント、B株指数が0.43%安の882.47ポイント。両市場の売買代金は昨日に比べ約8%減少し、概算で2743億元。「滬股通」(香港経由の上海A株投資)は8200万元の買い越し。「深股通」(香港経由の深センA株投資)の買越額は3億200万元だった(注文ベース:買注文と売約定の差)。

 中国銀行保険監督管理委員会(銀保監会)のトップが、銀行による企業向け新規貸出額の50%以上を民営企業向けとする3年後の目標を明らかにした。不良債権増加への懸念から、金融株を中心に上海総合指数は低く寄り付いた。その後は週末ということもあり、積極的な買いも少なく、下げ幅を広げる展開。後場も安値圏で推移し、8日ぶりに終値で節目の2600ポイントを割り込んだ。上海市場は全体の6割あまりの銘柄が下落。大型株が軟調。上海市場の大型株で構成される上証50指数は2.08%安だった。深セン市場の下落銘柄は5割あまりに上った。中小企業板指数は0.32%安、創業板指数は0.50%安だった。

 上海A株市場の主力セクターでは、時価総額の大きな銀行株が弱い。四大国有銀行株は中国農業銀行'A'(601288)が3.69%安、中国建設銀行'A'(601939)が3.58%安、中国工商銀行'A'(601398)が3.25%安、中国銀行'A'(601988)が2.17%安だった。保険株も軟調で、太平洋保険'A'(601601)が2.85%安、平安保険'A'(601318)が2.53%安、新華人寿保険'A'(601336)が2.29%安、中国人寿保険'A'(601628)が1.75%安だった。

 そのほかでは、5G(第五世代移動通信)について世界インターネット大会で関係者から相次いで企業支援などの発言があり、関連銘柄が強い。光迅科技(002281)が4.88%高、烽火通信(600498)が2.46%高、中興通訊'A'(000063)が2.42%高。パルプの先物取引が始まると報道され、製紙・パルプ株も堅調。景興紙業(002067)がストップ高、山東晨鳴紙業'A'(000488)が1.51%高。一方、セメント株が弱い。安徽海螺水泥'A'(600585)が3.47%安、祁連山セメント(600720)が2.39%安、華新セメント'A'(600801)が2.19%安だった。

 上海B株市場は全体の7割半の銘柄が下落。深センB株市場は全体の7割近くの銘柄が下落した。(中国部・関)
 
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