投資信託をはじめよう

さっそく購入しましょう

期中収益分配金の計算方法を学んでみましょう信託くん

支払われた分配金のうち、実際にどれくらいの金額が受け取れるかを計算してみましょう。

 

期中収益分配金の計算方法

分配金にかかる税金について詳しく教えてください。

投資信託は個別元本(購入時の基準価格)に基づき、分配された収益に対して課税されます。

では、証子さんやサキさんにも手伝ってもらって、分配金を計算してみましょう。

茶尹奈さん 証子さん サキさん
購入時の基準価格(個別元本) 9,000円 11,000円 12,000円
購入口数 10口 10口 10口
購入手数料(税込) 2.1%
投資総額 91,890円 112,310円 122,520円

投資総額の計算式は「購入の基準価格 × 購入口数 × (1 + 購入手数料) = 投資総額」です。

分配金受取金額の計算方法

決算時の条件は、下記の通りとします。

決算時の基準価格 分配金 分配落ち後の基準価格
11,500円 1,500円 10,000円

1口当りに支払われる分配金額(1,500円)は、3人とも同額です。

しかし、3人の個別元本により「普通分配金(課税対象)」と「特別分配金(非課税対象)」の金額が異なります。

3人の個別元本が分配金落ち後の基準価額(決算日の基準価格から分配金を差し引いた価額)を上回るか下回るかにより期中分配金の内訳は下記の3通りに分かれます。

蘭蘭さん
分配落ち後の基準価額 10,000円 > 蘭蘭さんの個別元本 9,000円

分配落ち後の基準価額が個別元本を上回っているので、全額が「普通分配金」となり課税対象となります。

1,500円(普通分配金)×10口 - (1,500円×10口×20.315%(税金))=
受取金額:11,953円
証子さん
分配落ち後の基準価額 10,000円 < 証子さんの個別元本 11,000円

分配落ち後の基準価格は証子さんの個別元本を下回るので、下回った価格分が非課税対象の「特別分配金」に該当します。分配金から特別分配金を差引いた残りが「普通分配金」に該当し課税対象となります。

特別分配金が支払われたら、個別元本から特別分配金相当額が差引かれ、個別元本が修正されます。

特別分配金
(非課税)

11,000円(個別元本)-10,000円(分配落ち後の基準価額)=1,000円

1,000円(特別分配金)×10口=10,000円(非課税)

普通分配金
(課税)

1,500円(期中収益分配金) - 1,000円(特別分配金)=500円

500円(普通分配金)×10口-(500円×10口×20.315%(税金))=3,985円

10,000円 + 3,985円 =
受取金額:13,985円
個別元本の修正

非課税対象の「特別分配金」は元本部分の一部払い戻しに相当します。その分、個別元本は修正されます。

11,000円(修正前の個別元本) - 1,000円(特別分配金)
修正後の個別元本:10,000円
サキさん
分配落ち後の基準価額 10,000円 < サキさんの個別元本 12,000円

分配落ち後の基準価額はサキさんの個別元本を下回るので、下回った価格分が「特別分配金」となり非課税対象となります。

特別分配金が支払われたら、個別元本が修正されます。

特別分配金 1,500円(非課税)
1,500円 × 10口 =
受取額:15,000円
個別元本の修正
12,000円(修正前の個別元本) - 1,500円(特別分配金) =
修正後の個別元本:10,500円

普通分配金は利益の分配であることから課税対象となりますが、特別分配金は、税法上、元本の払い戻しとみなされ非課税となります。また、換金時に、換金した価額が個別元本を上回っていれば(差益が発生すれば)、その差額も課税対象となります。

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