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新年のごあいさつ

代表取締役社長 内藤誠二郎

明けましておめでとうございます。

 昨2010年の世界経済は好調な新興国経済が牽引役となり回復に転じました。金融市場もリーマンショック 後のリスクプレミアムが正常化に向かい、多くの国で株価は以前の水準に戻っています。

 さて、新年の世界経済と株式市場はどのような展開となるのでしょうか。ポイントは、米国の財政金融政策、 EUの信用不安に対する取り組み、並びに、中国におけるインフレと高成長の行方、この三点だと考えております。

 米国はデフレ懸念の解消と二番底の回避に向け、昨年末、FRBによる二度目の大規模な資産買い入れや 政府による「ブッシュ減税」の延長を打ち出しました。また、EUでは一部の国における信用不安を回避するた めに、欧州版IMFの創設(2013年発効)等、有効な手立てが講じられつつあります。そして、インフレ懸念が台 頭している中国では、昨年末の中央経済工作会議で「穏健な」金融政策へと変更されましたが、同時に高い 成長力を維持するため、積極的な財政政策の継続も決定いたしました。

 これら各国・地域の対応により、本年の世界景気は二番底を回避し、年後半にかけて徐々に成長力を取り 戻すものと確信しております。また同時に、これらの措置によって、史上空前の過剰流動性が生み出され、多額 の資金が高成長を続ける新興国や割安に放置されている国に流入する可能性が指摘できます。

 日本経済につきましても、世界経済の正常化で円高局面が収束に向かい、徐々に力を取り戻しましょう。米 国等に比べ出遅れ感の著しかった日本株市場も徐々に水準を切り上げて行くものと考えております。また、中 国株市場は不動産を始めとするバブルの沈静化や内需の活発化を受けて、再び上昇に転じるものと予想し ています。本年は日本株、次いで中国株が大きな上昇を見せてくれると期待する次第です。

 本年も皆様のお役に立てるよう役職員一同研鑽を続けていく所存です。ますますのご愛顧をお願い申し上 げ、新年のご挨拶と致します。