日本株マンスリーレポート

マンスリーレポート

'16.2.26 投資調査部

3月の展望

マイナス金利がプラス評価に変化

◆キャッシュリッチ企業や12月決算企業に注目

 日銀が1月29日にマイナス金利導入を決定(2月16日実施)したが、株式・為替市場の評価は低かった。MMFの受け入れ停止や新窓販国債停止など金融市場に混乱が生じたほか、3月年度末を控えた国内機関投資家がポートフォリオを大きく変更しにくいタイミングでもあった。ただ、日銀は足元の景況感や為替状況から、3月15日開催の金融政策決定会合でマイナス金利幅を拡大させる可能性がある。2016年度に入れば、国内機関投資家の運用は国債から外債や株式等に資金シフトが進み、マイナス金利は徐々にプラス評価されよう。

 当面の投資対象は、マイナス金利下で余剰資金の活用が期待される「キャッシュリッチ企業」、「17.3期に増益が見込まれる企業」。さらに、次期業績の減益懸念から「12月決算企業」。会社計画が全般的に低調な時は、次期業績が発表されるまで株価は弱含む傾向がある。3月本決算企業が4~5月の決算発表まで鈍い動きとなれば、今期業績を発表済みの12月決算企業は5月に向けて株価が堅調に推移する可能性がある。


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(2/26 田部井)          

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