出来高変化率銘柄について

概略

出来高は株価に先行する」という言葉がありますが、株価上昇の初期段階ではそれまでの出来高の水準と比較して出来高が急増する傾向があります。「出来高変化率銘柄」は、上昇初期段階や人気化し始めた銘柄を捉えるためのものです。加えて、新たな物色の流れを捉えたり、物色の転換期をみることもできる資料です。 ただ数日、利食い売りや移動平均とのカイ離を修正するために、反落したり、あまり動かない場合もあり、数日後に動き出すこともあります。また、ダマシもありますのでご注意下さい。

スクリーニング条件
  1. 東証1部・大証1部・名証1部上場銘柄
  2. 前日比上昇銘柄(上昇エネルギーを捉えようとするため)
  3. 当日売買代金1億5000万円以上(低水準での出来高変化を排除しダマシを極力排除するため。また、売買代金で足切りしたのは額面が異なる銘柄を考慮したため。)
  4. 当日出来高÷出来高5日平均の上位銘柄(基本的には1.5倍以上)
  5. 基本的に5日・25日株価移動平均が上昇し、かつ当日終値>5日株価移動平均>25日株価移動平均の関係(順のパターン)になっている銘柄。
  6. 13週株価移動平均が上昇中で、13週株価移動平均とのカイ離率が16%以内の銘柄(できる限り初動近辺を捉え、かつ下落リスクを排除するため)
  7. 25日株価移動平均とのカイ離率が15%以下
  8. 5日株価移動平均カイ離率÷25日株価移動平均カイ離率が10%以下
  9. 加えて、少し前に人気化したあと急激に出来高が細っている銘柄を排除する検索条件を設定しています。また、銘柄数が多い場合はリストアップされた銘柄から、出来高変化率上位40銘柄まで絞り込みます(個別に問題点がある銘柄も除いています)
使用にあたっての注意点(例)
  1. 過熱感のある銘柄が含まれていることがあります。
    1. 比較的高値圏でのもみ合いを放れる局面や、続伸している銘柄も選択されます。
      (値動きが大きくなるが、リスクも応分にある/株価移動平均カイリ率やチャートなどで判断してください)
  2. ある程度戻り一杯となった銘柄も選択されます。
    1. 上値のフシ目水準に到達し、行きづかえる場合もあります。
      (もちろんフシ目を抜いてくる銘柄もあります/株価移動平均カイリ率やチャートから判断してください)
  3. 傾向として、相場の地合いが悪い(下げ相場)時は信頼性が低くなります。
  4. 決算期末のクロス商いや、SQ算出日に出来高が膨らんだ銘柄が選ばれてしまうことがあります。
  5. 以上を注意しつつ、自分なりの判断手法を参考にして確認すべきでしょう。
表示されているテクニカル・ファンダメンタルズ指標について
  1. 移動平均カイリ率
    1. 日足で使われる株価25日移動平均線、週足で使われる株価13週移動平均線それぞれからのカイ離率を表示。株価位置や過熱感をみます。
    2. 一般的にカイリ率が大きいとハイリスクとなるようです。
    3. 13週移動平均カイリ率が太字ですが、週足チャートを見たイメージで比較的、中・長期的な視野から冷静な判断ができるように、13週線カイリを重視しています。
    4. 26週移動平均線が下降中の銘柄に↓マークをつけていますが、上昇しているものは比較的順調な上昇相場にあるとみてよいでしょうし、下降中のものはまだ自律反発局面にあり上値のフシ目に到達すれば再び売られる可能性も考える必要もあるかもしれません。

  2. 経常利益伸び率・PER(スペース上、経常益伸率、PERと表示)
    1. 現時点の決算期の連結予想数字(日経ベース)。
    2. ただ、経常利益の伸び率は次第に来期数字が焦点となってくるので、ご参考程度に。また、前期経常赤字銘柄や変則決算銘柄は表示されず、ほかにも経常利益自体が低水準のため伸び率が高くなる銘柄もあるのでご注意を。
    3. PER=株価/一株当り利益。
    4. 市場平均PERや、その業種、業態でのPER水準との比較で割高・割安を判断。但し、成長性の高いとみられる銘柄は一般的にPERが高めで、低いとみられる銘柄はPERが低いといえます。また、その時の物色動向(グロース銘柄中心か、バリュー銘柄中心か)や市場の人気度にも注意してください。表ではわかりませんが今期特損などでPERが算出できない銘柄もあります。また、個別材料で買われている銘柄にはPERを使った判断が通用しない場合もあるのでご注意ください。

  3. ROE(株主資本利益率/Return Of Equity)
    1. ROE=純利益前期実績/前期末株主資本。
    2. 株主資本(資本金、法定準備金、剰余金など)を使ってどれだけ利益を上げたかをみるもの。ここ数年注目されてきた指標で、株主から任されたカネをいかに有効に使っているかがわかります。経営の効率性を判断する指標の一つ。過小資本の銘柄の数値が高くなり、実態をうまく表さない場合もあります。
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