日本株マンスリーレポート

マンスリーレポート

'16.11.28 投資調査部

12月の展望

トランプ・トレードで買い先行の展開が続く

◆目先の注目材料では調整要因になりにくい

 日経平均株価は年初来高値に接近し、TOPIXは11月25日まで11日続伸している。トランプ氏の当選から日米の株価上昇は速く、年末までに楽観論を織り込む勢い。1月20日の大統領就任以降は、景気刺激策よりも保護貿易の強調が警戒され、今年初めのように急落する恐れも。

 ただ、米国金利の上昇やドル高の影響が大きい新興国株や、政治不安が大きい欧州株よりも日本株は魅力的に映る。上期の円高下で収益改善が進み、来期以降の増益期待が高まる日本株の押し目を、国内外の投資家は待っていると思われる。

 12月の注目材料は、トランプ政権の閣僚発表、4日のイタリア国民投票、14日のFOMCでの利上げ、15日の日露首脳会談だが、米国の積極的な財政支出が予想される中では、株価の大きな調整要因にはなりにくい。日本株(TOIPX)の2017年の予想PERは14.1倍であり、米国株(S&P500)の16.6倍(25日、Bloomberg)に対して相対的に割安感がある。押し目待ちに押し目のない状況が続きそうだ。


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(11/28 田部井)          

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