エンベロープ

由来
エンベロープはトレンド追従型指標に分類されるチャートです。
概要
エンベロープは、移動平均線と移動平均線の上下に一定の数値で表されたバンドにより構成されています。
  1. 移動平均線
    日、週、月などの動きを平均化することによって株価の慣性を引き出し、トレンドの方向性を見ることができます。

    移動平均線(単純移動平均) = (C0 + C1 +・・・+ C(m-1))÷m

      ※m:対象期間、C0:直近の終値

  2. バンド
    移動平均とバンドの関係で相場の流れを判断します。
    バンドは以下の式で表されます。
    上方バンド = 移動平均 + (移動平均×n%)
    下方バンド = 移動平均 - (移動平均×n%)
      ※n=比率(%)
一般的には(m,n) = (25,5)または(25,10)のセットが用いられます。
チャートサンプル
エンベロープのチャートサンプルは以下のようになります。
エンベロープ
パラメータ
バンドの比率を変更することでカスタマイズできます。

移動平均は
日足の場合、対象期間mは5,10,20,75,100,200
週足の場合、対象期間mは6,13,26
といった値が用いられ、
比率nは2,3,5,10,20 などの値が用いられます。

移動平均が大きく変動している場合は、短期間および低めの比率によりトレンドに追従することが有効な場合が多くなります。
株価が比較的安定している場合は、中長期および高めの比率により逆張りの指標となり得ます。 但し銘柄の個性に影響されるため、パラメータは銘柄に合わせて最適化する必要があります。
売りサイン・買いサイン
以下に代表的な売買サインを示します。

売りサイン
概要
最下方バンドを下抜け(売り転換) 最下方バンド(n-1) < 株価(n-1)
かつ
最下方バンド(n) > 株価(n)


買いサイン
概要
最上方バンドを上抜け(買い転換) 最上方バンド(n-1) > 株価(n-1)
かつ
最上方バンド(n) < 株価(n)