サイコロジカルライン

由来
サイコロジカルラインは、前日より株価が上がった日数をカウントして強気、弱気など相場参加者の心理を分析しようとする考えに基づいています。この指標は値幅についての考慮はされていないので、この部分について相場の動きを指数化したRSIが開発されました。
サイコロジカルラインはオシレータ系指標のチャートに分類されます。
概要
サイコロジカルラインは0%から100%のy軸間を移動する折れ線グラフで表示されます。
また、異常値を判断するため50%の上下にラインを表示します。

  1. サイコロジカルライン
    サイコロジカルラインは以下の式により表します。
    サイコロジカルライン(n) = (過去n本における終値上昇本数) / n * 100
      ※n=値上り回数の比率を算出する期間
      ※前日より株価が上がった場合のみ値上り回数にカウントします。

  2. 上下方ライン
    サイコロジカルの異常値を判断する目安として50%の上下にそれぞれ一本づつ基準となる線を引きます。
    通常、上方ラインは75%近辺に設定して、下方ラインは25%近辺に配置します。
通常nは12が用いられます。
チャートサンプル
サイコロジカルラインのチャートサンプルは以下のようになります。
サイコロジカルライン
パラメータ
概要で示した値上り回数の比率を算出する期間nはカスタマイズすることができます。
期間nは中長期での分析の場合は長くします。逆に短くする分析は意味を持たなくなります。

また前回の終値と比較した際に、値段が同じであった場合や値が付かなかった場合において以下を選択することができます。

  ・値上り回数にカウント
  ・値下がり回数にカウント

但しあまり取引が活発でない銘柄を分析するときには注意が必要です。値上り回数にカウントすると楽観的な分析になりやすいです。

上下方ラインのパーセンテージも相場の勢いなどを考慮して変更することができます。
売りサイン・買いサイン
以下に代表的な売買サインを示します。

売りサイン
概要
上方ラインを越えた範囲(売りレンジ) サイコロジカルライン(n) > 上方ライン


買いサイン
概要
下方ラインを下回った範囲(買いレンジ) サイコロジカルライン(n)< 下方ライン


サイコロジカルラインは1000円上がっても1円上がって比率として同じカウントになるので、たまたま最終日に急反騰したような場合や急反落したような場合にダマシが発生してしまいます。