新値足

由来
新値足は、開発者や経緯は明らかではありませんが日本起源の手法です。
明治時代末期に出版された書物にすでに紹介されており1本の足を線ではなく長方形で表している点からも、ローソク足より新しい手法である可能性が高いと言われています。
新値足はトレンド追従型指標に分類されるチャートです。
概要
新値足は、日本の代表的なチャートの一つであり目先の小さな株価変動にとらわれることなく、相場の流れの転機を知るために開発された指標です。

終値が新値を更新する度に、行を変えて罫線を記入していきます。
つまり、株価が上昇している場合は前の高値をn本前まで上回ると行を変えて陽線を記入し、下降している場合はn本前まで安値を下回ると行を変えて陰線を記入します。
nをターンオーバー本数と呼びます。
一般的なものは新値3本足です。

例) C0からCnまで本数毎に新値を更新した場合(株価上昇時)
陽線が1本追加されます。
※Cn = n本目の終値

例) 陽線または陰線がn本存在しない場合
前のトレンドに反対の新値が更新された場合に陽線または陰線が追加されます。
チャートサンプル
新値足のチャートサンプルは以下のようになります。
新値足
パラメータ
ターンオーバー本数nは3,5,10が一般的に用いられますが、nの値は任意となります。
nの単位が小さいほど短期売買向け、大きいほど長期売買向けとなります。
売りサイン・買いサイン
以下に代表的な売買サインを示します。

売りサイン
・新たな陰線が出現したとき(陰転)
 陰転の場合、その前に続いている陽線の本数が多いほど天井を意味します。
何本目かの陰線が前の陰線集団の最安値を下回れば、支持線の突破ととらえ売り乗せの好機となります。


買いサイン
・新たな陽線が出現したとき(陽転)
 陽転の場合、その前に続いている陰線の本数が多いほど、その後の値上がりが見込まれます。
何本目かの陽線が前の陽線集団の最高値を上回れば、抵抗線の突破ととらえ買い乗せの好機となります。

価格が大きな値幅で頻繁に乱高下する場面では、ダマシが多くなる傾向にあります。
反転本数の増やしていくと、大きなトレンドを捉えるようになり、ダマシの回数が減少する傾向にあります。 しかし、遅行性が強くなり、ダマシの際の損失が大きくなる場合があります。