香港株市況

【1月19日の香港市場】

 主要指数はいずれも上昇。ハンセン指数は前日比0.41%高の3万2254.89ポイント、レッドチップ指数は0.81%高の4745.79ポイントで、そろって4日続伸した。H株指数は16日続伸し、0.64%高の1万3179.52ポイント。メインボードの売買代金は昨日に比べ約17%減少し、概算で1625億8400万HKドル。「港股通」(本土からの香港株投資)の買越額は上海経由が44億元、深セン経由が18億4500万元だった(注文ベース:買注文と売約定の差)。

 ニューヨーク市場は利益確定売りに押され、ダウ平均が反落。本日の香港市場は外部環境の悪化に加え、高値警戒感が強いことから、朝方は主要指数が下げに転じた。ハンセン指数は節目の3万2000ポイントを割り込んだ。もっとも、すぐに本土系銘柄を中心に買い戻す動きが広がり、その後はH株指数とレッドチップ指数が堅調に推移。ハンセン指数は3万2000ポイント台に戻し、前日終値付近での小動きとなったが、ザラ場終了後のクロージング・オークション・セッション(CAS)で一気に上げ幅を広げた。高値引けし、再び過去最高値を更新した。本土マネーの動きは引き続き活発で、「港股通」の売買代金はメインボード全体の約13%を占めた。

 ハンセン指数の構成銘柄では、本土系不動産株が大幅高。華潤置地(01109)が7.40%高、中国海外発展(00688)が5.67%高となり、上昇率1~2位に並んだほか、碧桂園控股(02007)が同5位の3.14%高だった。今年の上場不動産企業の住宅販売額について、アナリストが前年比30%の成長も見込めると予想し、これが材料視されたもようだ。

 舜宇光学科技(02382)は本日から売買単位が100株に切り下がり、最低投資額が低下したことで流動性が向上するとの見方から、上昇率3位の4.19%高となった。中国旺旺(00151)は上昇率4位の4.06%高。同じ台湾系食品株の康師傅(00322)が7.40%高、統一企業中国(00220)が5.45%高となり、これに連れ高した。康師傅と統一企業中国をめぐっては、両社のコスト削減策を評価するアナリストが目標株価を引き上げている。

 一方、恒安国際(01044)は下落率1位の3.31%安。アナリストが業績予想を引き下げ、これが悪材料となった。香港交易所(00388)は0.94%安。売買代金の増加を背景に、アナリストが目標株価を引き上げたものの、マーケットの期待が過剰として、投資判断をアンダーパフォームに据え置いたことが嫌気された。(中国部・千原)

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