香港株市況

【12月18日の香港市場】

 主要指数はいずれも3日続落。ハンセン指数は前日比1.04%安の2万5814.25ポイント、中国企業指数(旧H株指数)は1.17%安の1万230.52ポイントだった。メインボードの売買代金は昨日に比べ約23%増加し、概算で679億9200万HKドル。「港股通」(本土からの香港株投資)は上海経由が7億400万元の買い越し。深セン経由の買越額は2億1100万元だった(注文ベース:買注文と売約定の差)。

 ニューヨーク市場はダウ平均が大幅続落。米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に、今後の利上げをめぐる不透明感が強まっており、リスク回避の動きが広がった。本日の香港市場は外部環境の悪化を背景に、主要指数が低く寄り付いた。ハンセン指数は始値が2万6000ポイント割り込んだものの、朝方は上げに転じ、節目の水準を回復する場面もあった。改革開放40周年の式典で、習近平・国家主席からポジティブサプライズが飛び出すことへの期待感があったもようだが、これが空振りに終わったことで、再びマイナス圏に沈み、下げ幅を広げた。後場は安値圏で推移。終値は5日ぶりに節目の2万6000ポイントを下回った。

 ハンセン指数の構成銘柄では、原油相場の下落を受け、エネルギー株の下げが目立った。中国海洋石油(00883)が下落率2位の4.10%安だったほか、中国石油天然気(00857)が2.25%安。内需関連株も大きく下げ、申洲国際(02313)が下落率1位の4.22%安、恒安国際(01044)が同4位の3.58%安。改革開放40周年の式典でポジティブサプライズが飛び出さなかったことで人民元安が進み、不動産株が外貨建て債務負担の増加懸念から売られた。華潤置地(01109)が下落率3位の4.03%安、碧桂園控股(02007)が3.26%安、中国海外発展(00688)が2.56%安だった。

 昨日の下落率1位だった吉利汽車(00175)は続落し、本日は2.12%安。中国政府が米国車への追加関税を一時停止すると決定したことに加え、新たな自動車生産の中外合弁プロジェクトが来年1月から届出制に切り替わることで、業界の先行き不透明感が強まったことも嫌気された。また、四川省と黒竜江省でアフリカ豚コレラが新たに確認されたことを受け、昨日の上昇率1位だった万洲国際(00288)が、本日は1.99%安に沈んだ。こうしたなか、先週まで大幅調整が続いていた石薬集団(01093)が続伸し、上昇率1位の1.03%高だった。(中国部・千原)

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