香港株市況

【4月25日の香港市場】

 主要指数は反落。ハンセン指数は前日比1.00%安の3万328.15ポイント、中国企業指数(旧H株指数)は1.22%安の1万2094.32ポイントだった。メインボードの売買代金は前日とほぼ同水準で、概算で980億6300万HKドル。「港股通」(本土からの香港株投資)はいずれも買い越しに転じ、買越額は上海経由が5億4200万元、深セン経由が1億5800万元だった(注文ベース:買注文と売約定の差)。

 米国の長期金利が14年1月以降で初めて3%を突破したことが嫌気されると、前日の米国株市場はダウ平均が急落。株安に引きずられ、ニューヨークWTI原油先物も調整した。さらに米仏首脳会談を経て現在のイラン核合意破棄の可能性が強まると、中東情勢の先行き不透明感も拡大。外部環境の悪化を受け、本日の香港株市場は戻り売りに押された。主要指数は終日軟調となり、中国企業指数は1万2000ポイント割れが意識された。
 
 食肉最大手の万洲国際(00288)が急落し、9.51%安でハンセン指数構成銘柄の下落率1位。1-3月期決算が小幅増益にとどまったことが嫌気された。雨潤食品(01068)が3.20%安、中糧肉食(01610)が2.41%安など、同業他社も連れ安。衛生用品大手の恒安国際(01044)は引き続きパルプ生産事業への投資計画が市場の不安感を誘い、3.18%安と続落した。また、iPhoneの世界販売減速の懸念が強まり、スマホ関連株が下落。舜宇光学科(02382)が3.26%安、BYD電子(00285)が2.36%安、富智康集団(02038)が2.20%安、瑞声科技(02018)が1.26%安に沈んだ。大型ハイテク株のテンセント(00700)は米国株で主だったIT銘柄が下落した影響を受け、2.47%安でハンセン指数の下げ幅を広げた。

 一方で三大航空株が上昇。1-3月期の好決算への期待感から、中国東方航空(00670)が4.45%高、中国南方航空(01055)が3.48%高、中国国際航空(00753)が1.90%高で引けた。1-3月期の業績回復が鮮明だった発電大手の華能国際電力(00902)が2.28%高。華潤電力控股(00836)が2.09%高、華電国際電力(01071)が1.96%高、大唐国際発電(00991)が0.83%高など、ほかの発電株にも業績回復を織り込む買いが入った。(中国部・畦田)

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