香港株市況

【8月21日の香港市場】

 主要指数はそろって3日続伸。ハンセン指数は前日比0.56%高の2万7752.79ポイント、中国企業指数(旧H株指数)は0.99%高の1万737.63ポイントだった。メインボードの売買代金は昨日に比べ約7%増加し、概算で1003億2500万HKドル。「港股通」(本土からの香港株投資)は上海経由が本日も売り越しとなり、売越額は6億4200万元。深セン経由は買い越しが続き、買越額は5億6900万元だった(注文ベース:買注文と売約定の差)。

 ニューヨーク市場はダウ平均が3日続伸。22~23日に米中の次官級協議が予定されているなか、両国が11月にも首脳会談を開く道を模索していると伝わり、貿易戦争への警戒感が後退し、投資家心理が改善した。本日の香港市場は良好な外部環境に加え、上海市場が大幅高となったことを背景に、主要指数が概ね堅調に推移。メインボードの売買代金も節目の1000億HKドルを上回った。

 ハンセン指数の構成銘柄では、石薬集団(01093)が上昇率1位の9.87%高。昨日発表した41.14%増益の18年6月中間決算を受け、目標株価の引き上げなどポジティブな評価が相次ぎ、これを好感した。昨日の下落率2~3位だったスマートフォン部品関連の銘柄が急反発。舜宇光学科技(02382)が上昇率2位の8.78%高、瑞声科技(02018)が同3位の8.59%高だった。

 18年6月中間決算を発表した本土系不動産株が大幅続伸。72.49%増益の碧桂園控股(02007)が上昇率4位の7.93%高だったほか、96.07%増益の華潤置地(01109)が同6位の4.38%高だった。

 一方、地合いの好転を受け、ディフェンシブな香港系公益株が軟調。中電控股(00002)が3.19%安、電能実業(00006)が1.47%安となり、香港系電力株が下落率1~2位に並んだ。昨日の上昇率1位だったテンセント(00700)は反落し、本日は0.05%安。時価総額が大きいことから、ハンセン指数の重荷となった。(中国部・千原)

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