香港株市況

【9月22日の香港市場】

 主要指数はいずれも下落。ハンセン指数は前日比0.81%安の2万7880.53ポイント、レッドチップ指数は1.67%安の4362.89ポイントと、そろって続落。H株指数は3日ぶりに反落し、0.79%安の1万1109.00ポイントだった。メインボードの売買代金は昨日に比べ約15%減少し、概算で926億3500万HKドル。「港股通」(本土からの香港株投資)の買越額は、上海経由が11億6500万元、深セン経由が8億400万元だった(注文ベース:買注文と売約定の差)。

 ニューヨーク市場は利益確定売りに押され、ダウ平均が10日ぶりに反落。ハイテク株も売られ、ナスダック総合株価指数は続落した。本日の香港市場は主要指数が低く寄り付き、その後も軟調な値動きに終始。ハンセン指数の終値は5日ぶりに2万8000ポイントを下回った。商いは昨日に比べ落ち込んだが、本土マネーの動きは引き続き活発で、「港股通」の約定額はメインボード売買代金の約14%を占めた。

 北朝鮮の李容浩・外相が太平洋での水爆実験を示唆したほか、金正恩・朝鮮労働党委員長もトランプ大統領の国連演説に対し、「妄言の対価を支払わせる」との声明を発表。これを受けて地政学リスクが高まり、アジア太平洋地域の株安につながった。また、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が中国と香港のソブリン格付けを1段階引き下げたことも、海外投資家の心理を悪化させた。

 こうした悪材料が重なり、ハンセン指数の構成銘柄は幅広く売られた。上昇したのは昨日の下落率1位だった新世界発展(00017)のみ。非中核保有地の売却や農地の地目変換などのポジティブな手がかりがあるにもかかわらず、現在の株価は売られ過ぎと指摘するアナリストが目標株価を引き上げ、これを好感したもようだ。(中国部・千原)

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