香港株市況

【11月17日の香港市場】

 主要指数は本日もまちまち。ハンセン指数は前日比0.62%高の2万9199.04ポイント、H株指数は0.64%高の1万1608.73ポイントと、いずれも続伸。レッドチップ指数は6日続落し、0.60%安の4324.05ポイントだった。メインボードの売買代金は昨日に比べ約5%増加し、概算で1195億5300万HKドル。「港股通」(本土からの香港株投資)の買越額は上海経由が25億7300万元、深セン経由が12億100万元だった(注文ベース:買注文と売約定の差)。

 ニューヨーク市場はウォルマートの急伸をきっかけに、ダウ平均が反発。ナスダック総合株価指数は3日ぶりに反発し、最高値を更新した。外部環境の好転を受け、香港の主要指数は高く寄り付いた。ハンセン指数やH株指数はハイテク株や本土系金融株などが買われたことで、堅調な値動きに終始。レッドチップ指数は前場の終盤から前日終値を挟んで小動きとなり、後場の中盤から下げ幅を広げ、安値圏で引けた。港湾株や内需株が重荷となった。メインボードの売買代金は10日連続で1000億HKドル以上を維持。「港股通」の売買代金はメインボード全体の14%を占めた。

 ハンセン指数は昨日に続いて下落した構成銘柄の方が多かったものの、堅調だった。時価総額の大きなテンセント(00700)が上昇率1位の2.96%高となり、ハンセン指数の上昇に寄与した。大方の予想を上回った17年7-9月期業績について、アナリストからポジティブな評価や目標株価の引き上げが相次ぎ、これを好感した。本土系の銀行株や保険株が続伸し、これもハンセン指数の上昇に寄与。中国工商銀行(01398)が2.14%高、中国建設銀行(00939)が2.14%高、平安保険(02318)が1.28%高となり、上昇率2~4位に並んだ。

 一方、九龍倉集団(00004)は5.20%安となり、2日連続で下落率1位。子会社のスピンオフにともない、大部分の資産が切り離されたことが嫌気された。招商局港口(00144)は2.84%安となり、2日連続で下落率2位。傘下の上海の港湾が独占禁止法の疑いで調査を受け、荷役手数料率の引き下げが命じられる可能性が危惧された。(中国部・千原)

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