香港株市況

【7月26日の香港市場】

 主要指数はいずれも小幅高。ハンセン指数は3日続伸し、前日比0.33%高の2万6941.02ポイント。H株指数は0.45%高の1万831.50ポイント、レッドチップ指数は0.53%高の4232.59ポイントと、いずれも反発した。メインボードの売買代金は前日比で約8%増加し、概算で862億9300万HKドル。「港股通」(本土からの香港株投資)は上海経由がわずかに売り越しに転じ、売越額は8100万元だった。深セン経由は引き続き買いが多く、買越額は4億9700万元。

 主要企業の決算などが好感され、前日の米国株市場はダウ平均が反発。また、サウジアラビアの原油輸出の減少が織り込まれ、ニューヨークWTI原油先物が続伸。外部環境の改善が進み、本日の香港株市場は主要指数が小高く寄り付いた。利益確定の圧力が強まり、ハンセン、H株の両指数は前場の中盤からマイナス圏に沈む場面もみられたが、後場は持ち直し、いずれも小幅高で引けた。レッドチップ指数は大引けまでプラス圏を維持。中国の景気改善や上場企業の中間決算への期待感などが引き続き支援材料になった。一方で米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明発表を控えて様子見ムードも広がり、上値は重かった。

 原油高を手がかりに、大型石油株の中国石油天然気(00857)が3.06%高、中国海洋石油(00883)が2.33%高と、ハンセン指数構成銘柄の上昇率1~2位に入った。中国石油化工(00386)も1.69%高となり、石油株が全体の地合い改善に貢献。金属価格の上昇や業績回復を織り込み、非鉄セクターが物色された。新疆新キン砿業(03833)が8.00%高、江西銅業(00358)が4.69%高、中国アルミ(02600)が2.94%高。窒素肥料大手の中海石油化学(03983)は中間期の黒字転換見通しを好材料に、1.86%高で引けた。同業の中化化肥(00297)が連れ高し、2.88%高。また、大型不動産株の中国恒大(03333)は大幅増益見通しが投資家の買い意欲を高め、18.07%高と急騰。融創中国(01918)が4.19%高、碧桂園控股(02007)が3.78%高など、業績好調な不動産大手が物色された。

 一方、マカオのカジノ株に利益確定売りが目立ち、銀河娯楽(00027)が1.98%安、サンズチャイナ(01928)が0.96%安。ウィンマカオ(01128)は4-6月期の大幅増益決算を発表したが、新規カジノ施設の低調な客足が嫌気され、4.12%安に沈んだ。半導体製造装置大手のASMパシフィック(00522)は7-9月期の低調な収益見通しが嫌気され、12.70%安に沈んだ。(中国部・畦田)

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