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香港株市況

【2月15日の香港市場】

 主要指数は続落。ハンセン指数は前日比1.86%安の2万7900.84ポイント、中国企業指数(旧H株指数)は2.08%安の1万937.33ポイントだった。メインボードの売買代金は昨日に比べ1%減少し、概算で1022億8500万HKドル。「港股通」(本土からの香港株投資)は上海経由が売り越しに転じ、売越額は1億200万元。深セン経由は7100万元の買い越しだった(注文ベース:買注文と売約定の差)。

 ニューヨーク市場はダウ平均が3日ぶりに反落。小売売上高が予想を下回り、景気の先行き不透明感が高まったことが嫌気された。また、中国側が米国の半導体を大量購入するほか、新エネルギー車や小型車への購入補助金を撤回すると米中閣僚級会談で提案したと報道された。こうしたなか、香港市場は主要指数が低く寄り付いた。1月の物価統計が予想を下回ったことも逆風となり、その後は下げ幅を拡大。ハンセン指数は終値で5日ぶりに節目の2万8000ポイントを割った。「港股通」の売買代金がメインボード全体に占める比率は約10%だった。

 ハンセン指数の構成銘柄では、自動車への購入補助金が撤回されることへの懸念から、吉利汽車(00175)が下落率2位の5.27%安。マカオのカジノ株がそろって下落し、銀河娯楽(00027)が下落率3位の4.70%安、サンズチャイナ(01928)が3.74%安。中国政府がマカオへの違法な現金持ち出し規制を強化する可能性を大手投資銀行が予想し、業績への悪影響を指摘したことが売り材料視された。スマートフォン部品の関連株が安い。瑞声科技(02018)が下落率1位の5.31%安、舜宇光学科技(02382)が同4位の4.28%安だった。

 商業銀行に対し、民営企業への融資を拡大するよう求める意見を国務院が発表したことを受け、不良債権の増加が懸念され、大手銀行株が弱い。中国建設銀行(00939)が2.57%安、中国銀行(03988)が2.49%安。テンセント(00700)が2.34%安。ゲームの不適切な実況配信を禁止すると同社が発表したことが嫌気された。(投資調査部・関)

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