中国本土株市況

【2月23日の中国本土市場】

 主要指数は小幅ながらも4日ぶりに反落した。上海市場は上海総合指数が前日比0.30%安の3251.37ポイント、B株指数が0.006%安の349.06ポイント。深セン市場は深セン成分指数が0.11%安の1万432.63ポイント、B株指数が0.20%安の1146.15ポイントだった。両市場の売買代金は前日比3%増の概算で5181億元。なお、「滬股通」(香港経由の上海A株投資)4億5100万元、「深股通」(香港経由の深センA株投資)も10億9200万元の買い越しだった。

 本土市場は利益確定売りがやや優勢となり、上海市場は約6割の銘柄が下落。深セン市場も4割半が値下がりした。上海総合指数は小安くもみ合い、そのまま大引け。前日の上昇で上海総合指数の3300ポイント到達が視野に入ったことで高値警戒感が一段と強まった。こうした中、全国人民代表大会(全人代)を控えて国内発の重要イベントに乏しく、大型株を中心に当面の利益を確定する動きが目立った。一方で連日の米国株の最高値更新など、外部環境は概ね良好。業績回復期待の買いもみられ、指数の下げ幅はわずかだった。

 中央政府が新たな不動産税導入に向けた準備を進めていることが明らかとなり、不動産セクターが概ね低迷。重慶渝開発(000514)がストップ安、華遠地産(600743)が1.66%安、緑地HD(600606)が1.13%安、保利房地産(600048)が0.61%安だった。建材セクターは前日の急騰の反動もあり、本日は北京金隅'A'(601992)が5.67%安、祁連山セメント(600720)が4.03%安、安徽海螺水泥'A'(600585)が1.91%安と反落した。さらに鉄鋼株がさえず、河鋼(000709)が5.22%安、鞍鋼'A'(000898)が2.33%安、馬鞍山鋼鉄'A'(600808)が0.55%安。

 一方で2017年度の医療保険対象の医薬品リストが正式に発表され、医薬セクターが上昇。葵花薬業(002737)や億帆医薬(002019)がストップ高、益佰製薬(600594)が9.94%高、人福医薬(600079)が6.79%高、華潤双鶴薬業(600062)が3.02%高など、医薬株が動意付いた。また、非鉄金属価格の上昇観測が強まり、洛陽欒川'A'(603993)と盛屯砿業(600711)、鼎泰稀土(002352)がストップ高、金堆城モリブデン(601958)が3.25%高。足元で人民元安が一服していることから、山鷹ペーパー(600567)が5.61%高、景興紙業(002067)が1.58%高など、製紙株が堅調だった。

 B株市場は約6割半が下落。一方で指数の下げ幅は限られた。上海B株では石炭大手の内モンゴル伊泰石炭'B'(900948)が上昇率2位の2.06%高と比較的堅調で、指数を下支え。深センB株では製紙大手の山東晨鳴紙業'B'(200488)が同1位の2.12%高で大引けした。(中国部・畦田)

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