中国本土株市況

【7月26日の中国本土市場】

 主要指数は上海市場が小幅に反発。一方の深セン市場はわずかに続落した。上海市場は上海総合指数が前日比0.12%高の3247.67ポイント、B株指数が0.13%高の329.81ポイント。深セン市場は深セン成分指数が0.53%安の1万297.34ポイント、B株指数が0.03%安の1173.66ポイントだった。両市場の売買代金は前日比で約6%増加し、概算で4607億元。なお、「滬股通」(香港経由の上海A株投資)の買越額は一気に増加し、12億9900万元を記録。対照的に「深股通」(香港経由の深センA株投資)の買越額は5億8900万元に減少した。

 本土市場は1800以上の銘柄が値下がり。一方で値上がり数は1200に届かなかった。引き続き利益確定売りに押され気味となり、上海総合指数は前日終値を意識し弱含む展開。それでも企業業績への期待感などを背景に、終値はかろうじてプラス圏に乗せた。深セン成分指数はマイナス圏での小動きに終始。米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明発表を明日未明(日本時間)に控え、一部でリスク回避の動きが広がった。金融引き締めへの警戒感も燻り、全般的にさえない地合いだった。

 自動車、家電セクターが概ね振るわず、指数の足を引っ張った。自動車最大手の上海汽車(600104)が3.39%安に沈み、これに連れ安して広匯汽車(600297)が2.73%安、国機汽車(600335)が2.57%安、一汽轎車(000800)が1.12%安となった。海信科龍電器'A'(000921)が4.59%安、美的集団(000333)が2.48%安、青島ハイアール(600690)が1.38%安と、家電大手が下落。金融引き締め懸念が影響し、上海銀行(601229)が0.95%安、北京銀行(601169)が0.87%安など、地方銀行大手が低迷。

 一方で金属相場の上昇トレンドを追い風に、北方稀土(600111)が8.68%高、江西銅業'A'(600362)が7.24%高、紫金砿業'A'(601899)が3.08%高、雲南銅業(000878)が3.84%高と、非鉄セクターが好調。香港海運大手に買収を正式提案していた中遠海運控股'A'(601919)は本日取引を再開し、ストップ高と急騰した。これに連れ高し、中遠海運発展'A'(601866)が1.58%高、中遠海運特種運輸(600428)が0.96%高。

 また、B株市場はA株と異なり、値上がり銘柄数の方が多かった。上海B株は建材・素材セクターが物色され、華新セメント(900933)が上昇率1位の2.91%高。指数の上昇にも貢献した。一方、深センB株は大型自動車株の江鈴汽車(200550)が下落率1位の2.14%安に沈み、指数の足を引っ張った。(中国部・畦田)

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