中国本土株市況

【11月14日の中国本土市場】

 主要指数はまちまち。上海市場は上海総合指数が3日ぶりに反落し、前日比0.85%安の2632.24ポイント。B株指数は3日続伸し、0.31%高の280.27ポイントだった。深セン市場はいずれも3日ぶりに反落し、深セン成分指数が0.69%安の7908.54ポイント、B株指数が0.70%安の902.34ポイント。両市場の売買代金は昨日に比べ約10%減少し、概算で4110億元。「滬股通」(香港経由の上海A株投資)と「深股通」(香港経由の深センA株投資)はいずれも売り越しに転じ、売越額はそれぞれ4億5900万元、1億9400万元だった(注文ベース:買注文と売約定の差)。

 ニューヨーク市場のダウ平均が3日続落。外部環境の悪化を受け、上海総合指数は低く寄り付いた。その後は小動きに終始。後場の序盤でプラスに転じたが、直後に反落。節目の2600ポイントは守ったが、安値圏で取引を終了した。上海市場と深セン市場はいずれも全体の5割半の銘柄が下落。大型株が軟調だったことで、上海総合指数の下落率は大きくなった。上海市場の大型株で構成される上証50指数は1.33%安。中小企業板指数は0.58%安、創業板指数は0.45%安だった。 本日発表された小売統計は予想をわずかに下回ったものの、固定資産投資が予想を上回るなどまちまちで、材料視されなかった。

 上海A株市場の主力セクターでは、国際原油価格の急落を受け、石油株が弱い。二大石油株は中国石油化工'A'(600028)が3.39%安、中国石油天然気'A'(601857)が2.72%安。時価総額の大きい四大国有銀行株は中国農業銀行'A'(601288)が1.64%安、中国建設銀行'A'(601939)が1.48%安、中国工商銀行'A'(601398)が1.30%安、中国銀行'A'(601988)が1.10%安だった。保険株も軟調で、太平洋保険'A'(601601)が1.86%安、新華人寿保険'A'(601336)が1.85%安、平安保険'A'(601318)が1.63%安、中国人寿保険'A'(601628)が1.07%安だった。

 そのほかでは、イノベーション型企業向け株式市場「科創板」が来年上半期に設立されると報道され、ベンチャーキャピタル関連株が強い。大衆公用事業'A'(600635)が3.58%高、電広伝媒(000917)が2.01%高、博彦科技(002649)が1.06%高。10月の粗鋼生産量が2014年5月以来の高水準になり、鉄鋼株が底堅い。重慶鋼鉄'A'(601005)が2.57%高、新余鋼鉄(600782)が2.56%高、方大スチール(600507)が2.54%高、包鋼鋼聯(600010)が1.21%高。一方、酒造株が軟調。洋河酒廠(002304)が3.13%安、茅台酒(600519)が2.61%安、宜賓五糧液(000858)が2.10%安だった。

 上海B株市場は全体の5割半の銘柄が上昇。深センB株市場は全体の5割の銘柄が上昇した。(中国部・関)

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