中国本土株市況

【7月20日の中国本土市場】

 主要指数はいずれも上昇。上海市場は上海総合指数が6日ぶりに反発し、前日比2.04%高の2829.27ポイント。B株指数は5日ぶりに反発し、0.38%高の287.71ポイントだった。深セン市場はいずれも5日ぶりに反発し、深セン成分指数が1.12%高の9251.48ポイント、B株指数が0.43%高の1045.07ポイントだった。両市場の売買代金は昨日に比べ約12%増加し、概算で3484億元。「滬股通」(香港経由の上海A株投資)は6億600万元の買い越し。「深股通」(香港経由の深センA株投資)の買越額は17億1200万元だった(注文ベース:買注文と売約定の差)。

 前場の上海総合指数は前日終値を挟んで一進一退。後場は中盤を過ぎたあたりまで一本調子で上げ幅を拡大。4日ぶりに終値で2800ポイントを回復した。金融機関のアセットマネジメント業務について、中国銀行業監督管理委員会(銀監会)が細則を近く発表すると、有力経済紙「21世紀経済報道」がスクープ。一人の顧客に対する銀行理財商品の最低販売価格を当初の5万元から1万元に引き下げることが検討されているもよう。銀行理財商品による上場株式投資についても話し合われているという。このほかにも銀行理財商品をめぐる幅広い規定が盛り込まれるもようで、金融株を物色する動きにつながったもようだ。

 上海市場は大型株を中心に全体の8割近くの銘柄が上昇。上海市場の大型株で構成される上証50指数は2.78%高で、上昇率は上海総合指数よりも大きかった。深セン市場の上昇銘柄は全体の7割半。中小型株も堅調で、中小企業板指数は1.03%高、創業板指数は1.22%高だった。

 上海市場の主力セクターでは、時価総額の大きな銀行株が軒並み上昇。四大国有銀行株では中国建設銀行'A'(601939)が6.77%高、中国工商銀行'A'(601398)が5.80%高、中国農業銀行'A'(601288)が5.04%高、中国銀行'A'(601988)が2.89%高だった。保険株は続伸し、新華人寿保険'A'(601336)が9.30%高、太平洋保険'A'(601601)が5.10%高、平安保険'A'(601318)が3.62%高、中国人寿保険'A'(601628)が3.09%高。金融機関のアセットマネジメント業務に関する細則への期待感が、背景にあるもようだ。証券株も堅調だった。二大石油株はいずれも上昇し、中国石油化工'A'(600028)が2.24%高、中国石油天然気'A'(601857)が1.65%高だった。

 上海B株市場は全体の8割近くの銘柄が上昇。深センB株市場の上昇銘柄は全体の6割あまりだった。(中国部・千原)

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