中国株ニュース 詳細

【7月25日の中国本土市場】

2014.07.25 17:45

 主要指数はいずれも上昇。上海市場は上海総合指数が前日比1.02%高の2126.61ポイント、A株指数が1.02%高の2226.70ポイントと、大幅に4日続伸。B株指数は続伸し、0.56%高の230.09ポイント。深セン市場はA株指数が3日ぶりに反発し、0.94%高の1160.16ポイント。B株指数は続伸し、1.04%高の911.90ポイント。週末であることが影響し、両市場の売買代金は概算で2179億元にとどまり、前日に比べ約15%減少した。

 上海総合指数は前日終値をわずかに上回って寄り付き、じりじりと上げ幅を拡大。後場の終盤で一段高となり、高値引けした。国際通貨基金(IMF)が今年と来年の中国の経済成長見通しを下方修正したものの、昨日発表の7月のHSBC中国製造業PMI(速報値)が市場予想を上回ったことから、目先の景気回復への期待感が膨らんでおり、投資家心理が改善。中国人民銀行(中央銀行)が資金吸収の売りオペを停止し、政府が景気を下支えする姿勢を示したことも引き続き好感された。上海市場は7割半の銘柄が上昇。深セン市場は昨日までベンチャー企業が上場する「創業板」の銘柄が幅広く売られたが、本日は反発し、全体の7割が値上がりした。政府がモリブデンの備蓄をめぐる初の会議を開いたという報道を手がかりに関連銘柄が大幅高。また、鉄鋼、石炭、一次アルミニウム、銅や鉛の精錬などの立ち遅れた過剰な生産能力を削減するプランを当局が発表し、大手企業に有利に働くとみられることから、これも材料視された。

 上海B株市場は7割あまりの銘柄が値上がりした。華電能源(900937)が上昇率2位の2.73%高。親会社の全体上場計画が伝わり、事業再編などを期待する買いが入った。情報セキュリティ技術に関するイベントが開かれ、関心の高まりを背景に上海宝信ソフト(900926)が同4位の2.37%高。14年6月中間決算の速報を発表した銘柄では、12.20%増益の上海錦江国際トラベル(900929)が0.63%高、7.35%増益の老鳳祥(900905)が0.58%高だった。一方、昨日はストップ安だった上海匯麗建材(900939)が1.56%安と続落し、2日連続で下落率1位だった。昨日の上昇率1位だった江蘇新城不動産(900950)は反落し、本日は下落率3位の0.58%安だった。

 深センB株市場は上昇銘柄が6割半に上った。酒造株が続伸し、張裕葡萄酒(200869)が3.74%高となり、2日連続の上昇率1位。安徽古井貢酒(200596)が2.69%高で同3位だった。昨日の上昇率2位だった招商局地産控股(200024)も続伸し、本日は1.93%高。過剰生産能力の削減政策を好感し、本鋼板材(200761)が1.85%高だった。康佳集団(200016)は筆頭株主の買い増しが本日も材料視され、同4位の2.34%高。また、自動車株が続伸。大型トラックの生産でフォードと技術契約を交わした江鈴自動車(200550)が1.23%高だったほか、長安汽車(200625)が1.58%高。14年6月中間決算が予告通りの大幅増益だった湖北沙隆達(200553)は1.31%高だった。(中国部・千原)
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