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【9月2日の香港市場】

2014.09.02 18:27

 主要指数はまちまち。ハンセン指数はわずかながら3日ぶりに反落し、前日比0.01%安の2万4749.02ポイント。H株指数は小反発し、0.06%高の1万966.16ポイント。レッドチップ指数は3日続伸し、0.71%高の4852.60ポイントだった。メインボードの売買代金は概算で705億6100万HKドルに上り、前日に比べ約14%増加した。

 ハンセン指数とH株指数は本土系の銀行株や石油株が売られたことで、寄り付きから軟調に推移していたが、ダウ平均先物や上海総合指数が上げ幅を広げたことを好感し、後場の中盤でプラスに転じた。その後はいずれも前日終値を挟んで一進一退となったが、ハンセン指数は香港地場系の銘柄も重荷となり、わずかに前日比マイナスで終了。H株指数はかろうじて小幅高で終了した。レッドチップ指数は朝方で上げに転じ、時価総額の大きな本土系通信株や港湾株などに支えられ、その後も堅調に推移した。

 ハンセン指数の構成銘柄では、本土系通信株が堅調。中国聯合網絡通信(香港)(00762.HK)が上昇率1位の4.12%高、中国移動(00941.HK)が同4位の2.13%高。iPhone6の発売を控えているうえ、政府が通信会社に対し、ギフト贈呈をともなう営業活動を禁じると報道され、足並みをそろえて支出が削減されることを好感したもようだ。信和置業(00083.HK)が上昇率3位の2.20%高。香港の観塘でのプロジェクトを70億HKドル以下で落札したことが材料視された。また、本土系の港湾株がそろって堅調。中遠太平洋(01199.HK)が1.86%高、招商局国際(00144.HK)が1.75%高だった。

 一方、中国のPMIが下振れしたことで原油相場が下落したことを受け、中国海洋石油(00883.HK)が下落率1位の1.15%安。また、国家発展改革委員会がガソリンや軽油などの価格を引き下げたことを受け、中国石油化工(00386.HK)が0.88%安、中国石油天然気(00857.HK)が0.53%安。本土系銀行株も8月の人民元建て貸出純増額が市場予想を下回る7000億元ほどにとどまるという報道を嫌気し、中国工商銀行(01398.HK)が0.78%安、中国建設銀行(00939.HK)が0.52%安。昨日の上昇率1位だった聯想集団(00992.HK)は反落し、本日は0.97%安だった。(中国部・千原)

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