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【9月11日の中国本土市場】

2014.09.11 17:41

 主要指数はA株が小幅安、B株が小幅高となった。上海市場は上海総合指数が前日比0.28%安の2311.67ポイント、A株指数が0.28%安の2420.01ポイントと続落。一方でB株指数は反発し、0.52%高の260.89ポイントだった。深セン市場もA株指数は9営業日ぶりに反落し、0.16%安の1339.99ポイント。対照的にB株指数は0.07%高の970.93ポイントと、小幅ながらも9日続伸した。両市場の売買代金は前日に比べて約2割増加し、概算で4314億元。約3年10カ月ぶりに4000億元を超える大商いとなった。

 本土市場は昨日に続いて総じて軟調な展開。5割あまりの銘柄が値下がりした。上海総合指数は前場こそ堅調に推移。経済目標値の達成に自信を示した李克強首相の発言、回復基調の企業業績などを手がかりに上げ幅を広げると、2300ポイント台半ば付近まで上昇した。電力、証券、航空株などが堅調。しかし、指数は失速すると、後場初めでマイナス圏に後退。その後は大引けまで小安く推移した。本日発表された8月の物価統計が消費者物価指数(CPI)、生産者物価指数(PPI)ともに弱めの数値となり、中国経済の需要不足が懸念された。8月の自動車販売台数の伸び率が鈍化し、自動車セクターが軟調。鉄鋼・建材・建設株などが利食い売りに押された。

 一方でB株市場は足元の人民元高などが支援材料となり、約5割の銘柄が上昇した。上海B株では石炭大手の内モンゴル伊泰石炭'B'(900948)に押し目買いが入り、2.61%高と反発。華新セメント(900933)も0.85%高と買い戻され、両銘柄が指数上昇に寄与した。また、ST銘柄の一角が再編などの思惑から急騰。*ST大化集団大連化工(900951)と*ST中国紡織機械(900906)がストップ高で引けた。*ST中国紡織機械は2位株主の交代が完了し、『股権分置』改革が実行できる環境が整ったことが好感された。ただ、全般的には弱いPPIを受けて機械セクターはさえず、上海振華重工(900947)が1.58%安、上海機電(900925)が1.52%安、上工申貝(900924)が1.51%安で、下落率上位に並んだ。

 深センB株では海南省の地場系銘柄が物色され、大東海観光(200613)が上昇率1位の2.67%高、海南珠江控股(200505)が1.65%高。深セン地場系でも中小型株を中心に堅調となり、深セン特力集団(200025)が同2位の2.28%高、深セン賽格(200058)が2.21%高、深セン特区不動産(200029)が0.64%高。こうしたなか、A株で鉄鋼セクターがさえなかったことから、本鋼板材(200761)が1.01%安。ワイン大手の張裕葡萄酒(200869)も引き続きさえず、0.59%安だった。(中国部・畦田)
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