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【10月17日の中国本土市場】

2014.10.17 18:06

 主要指数はまちまち。上海市場はいずれも続落し、上海総合指数が前日比0.64%安の2341.18ポイント、A株指数が0.65%安の2451.03ポイント、B株指数が0.28%安の260.90ポイント。深セン市場はA株指数が続落し、0.71%安の1382.63ポイント。B株指数は小反発し、0.32%高の967.22ポイントだった。両市場の売買代金は概算で3775億元にとどまり、前日に比べ約8%減少した。

 上海総合指数は朝方こそ上げに転じる場面もあったが、前場の中盤にかけて下げ幅を拡大し、一時は2%近く下落。2300ポイント割れも意識されたが、前場の終盤からは徐々に下げ幅を縮めた。先日発表された中国の9月の物価統計が市場予想を下回ったうえ、海外でもユーロ圏の消費者物価指数が小幅な伸びにとどまったことで、景気先行きへの警戒感が高まっている。米国でもエボラ出血熱の感染拡大が経済に与える影響が懸念されており、世界的にリスクオフの動きが広がっている。

 一方、香港と上海の株式クロスボーダー投資を認める「滬港通」(上海・香港ストック・コネクト)をめぐっては、本日午後の中国証券監督管理委員会(CSRC)の記者会見が注目されたが、空振りに終わった。香港証券取引所の李小加(リチャード・リー)総裁はスタートに向けた準備は万端だが、タイムスケジュールはないと発言。スタート時期は大方の見方よりも遅れる可能性が浮上した一方、時間の問題だけという段階に入っているとも受けとめられた。上海市場は下落銘柄が全体の7割に上った。深セン市場も6割半の銘柄が下落した。セクター別では競馬団体が設立されたことで、関連銘柄が堅調。「滬港通」のスタートは時間の問題との見方から、証券株も買われた。

 上海B株市場は8割近くの銘柄が下落した。こうしたなか競馬や馬術などの大会を開催している上海九竜山(900955)がストップ高。海南航空(900945)が1.68%高と続伸し、3日連続で上昇率2位。老鳳祥(900905)も0.77%高と続伸した。上海宝信ソフト(900926)は資産再編計画を中止し、約2カ月ぶりに売買を再開。朝方は大きく売られたものの、後場で上げに転じて0.29%高で引けた。一方、上海普天郵通科技(900930)は14年1-9月期決算で赤字に転落する見通しが嫌気され、下落率1位の5.53%安だった。このほか昨日は堅調だった建材株の下げが目立った。

 深センB株市場は6割の銘柄が下落し、上昇銘柄は3割にとどまったものの、主力の大型株が堅調だったことから、深センB株指数は上昇した。深セン中冠紡織印染(200018)が引き続き資産交換を手がかりに買われ、3日連続でストップ高。自動車株がそろって買われ、長安汽車(200625)が1.50%高、江鈴自動車(200550)が0.63%高。一方、海南珠江控股(200505)が2.09%安と続落し、2日連続で下落率1位となった。(中国部・千原)
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