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西南環保発展、上海上場の廈門建発が筆頭株主に
2014.12.15 10:43
西南環保発展（01908.HK）は14日、実質筆頭株主の李啓鴻・主席ファミリーが、合計2億2500万株に上る保有株（現在の発行済み株数の75％）を廈門建発（600153.SS）に売却することで契約したと発表した。売却価格は総額7億3503万HKドル、1株あたり3.2668HKドル。売却が完了すれば、廈門建発が新たな筆頭株主となり、マンダトリー・オファー（義務的公開買付）が実施されることになるという。
マンダトリー・オファー（義務的公開買付）の提示価格は1株あたり3.2668HKドルで、2014年12月9日の終値2.65HKドルを約23.28％上回る。
廈門建発はサプライチェーン経営や不動産開発を手がける上場企業で、福建省アモイ市政府系の国有企業である廈門建発集団有限公司の傘下にある。廈門建発は西南環保発展の上場を維持する方針。西南環保発展の董事会（取締役会）は改組するという。
今回の情報開示のため、同社株は2014年12月9日15時30分（日本時間）に売買停止となったが、2014年12月15日に取引を再開した。
【出所】香港証取サイト上の公告(2014/12/14)
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