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NWSホールディングス、14年12月中間決算で約16億HKドルの減損処理
2015.01.05 14:14
NWSホールディングス（00659.HK）は12月31日、2014年12月中間決算で約16億HKドルに上る減損損失を計上すると発表した。鉄鉱石価格の下落を受け、同社が保有する新砿資源（01231.HK）の株式48％について約13億HKドルの減損処理を実施。また、広東省広州市の高速道路への投資についても、交通量が予想を下回ったことから、約3億HKドルの減損処理を実施するという。
これについて同社は減損損失が非現金損失であり、同社の財務状況やキャッシュフローに重大な悪影響を及ぼすことはないと強調している。
なお、2013年12月中間決算ではアモイ港などを経営する合弁会社に現物出資し、約5億9430万HKドルの「みなし売却益」を計上。一方、2014年12月中間決算では、澳門電力股份有限公司の株式を売却したことで、約15億HKドルの利益を得ていた。
2013年12月中間決算での一過性の利益を除き、2014年12月中間決算での減損損失と売却益を考慮した場合、純利益は前年比で安定を維持しているという。
【出所】香港証取サイト上の公告(2014/12/31)
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