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【4月10日の中国本土市場】

2015.04.10 17:56

 主要指数はいずれも大幅高。特にB株が急騰した。上海市場では上海総合指数が前日比1.93%高の4034.30ポイント、A株指数が1.91%高の4227.92ポイントと急反発。B株指数は9.06%高の346.87ポイントと、大幅に7日続伸した。深セン市場はA株指数が3日ぶりに反発し、2.46%高の2247.88ポイント。B株指数は6.71%高の1273.15ポイントと、大幅に続伸した。両市場の売買代金は前日比で約16%減少。それでも概算では1兆2339億元に達し、9営業日連続で1兆元台の大商いとなった。なお、「滬股通」(香港経由の上海A株投資)は本日も売り越しとなったが、売越額は前日の約50億元から、6億1400万元まで縮小した。

 週末の本土市場は8割弱の銘柄が上昇。上海総合指数は朝方こそもたついたが、その後は堅調に上げ幅を広げ、前引け間際に節目の4000ポイントを突破した。後場の初めで高値警戒感から大台を割り込む場面もあったが、すぐに騰勢を回復すると、大引けにかけて一本調子で上昇。終値を4000ポイント台に乗せ、約7年ぶりの高値で引けた。3月の中国のCPI(消費者物価指数)が引き続き1%台の上昇率にとどまり、投資家はさらなる金融緩和を期待。連日の香港株の大相場で、香港を含む中国株市場全体の強気見通しが広がり、幅広いセクターに買いが膨らんだ。

 浦東発展銀行(600000)が3.91%高、交通銀行'A'(601328)が2.26%高など、銀行株が指数の上昇をけん引。足元の株高による運用収益の増加を織り込み、生保最大手の中国人寿保険'A'(601628)が3.36%高と買われた。また、週末の貿易統計の発表を前に、貿易関連株に先回り買いが入った。中海コンテナ運輸'A'(601866)がストップ高、廈門建発(600153)が6.88%高、中国遠洋控股'A'(601919)が6.42%高など。国務院がソフトウエアの不正利用の防止策を明らかにし、同方(600100)が6.73%高、東軟グループ(600718)が3.71%高など、ITセクターが堅調だった。このほか、医療、ホテル、小売株などが高い。

 なお、B株市場は歴史的な大相場。売買停止を除く全銘柄が軒並みストップ高となった。中国の為替当局は先ごろ、年内に資本取引の国際化を加速させるという方針を重ねて強調。折しも多くのB株企業が売買を停止しており、B株改革への期待感が一段と高まった。A・B重複上場、純粋B株問わず、取引継続中の銘柄には思惑買いが殺到した。(中国部・畦田)
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