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【5月25日の中国本土市場】

2015.05.25 18:14

 主要指数はいずれも上昇した。上海市場は上海総合指数が前営業日比3.35%高の4813.79ポイント、A株指数が3.36%高の5041.43ポイントと、大幅に5営業日続伸。B株指数は反発し、1.13%高の497.90ポイントだった。深セン市場はA株指数が1.61%高の2913.77ポイントと6日続伸。B株指数は3日ぶりに反発し、0.97%高の1570.46ポイントだった。両市場の売買代金は速報段階で先週末に比べて約4%増加。合計額は2兆330億元と、史上初の2兆元台に乗せたもようだ。なお、本日は「滬股通」(香港経由の上海A株投資)の取引が休みだった。

 IPO(新規公開)による需給懸念や証券当局による引き締めから、週明けの上海総合指数は寄り付き直後に瞬間的にマイナスを付けた。しかし、すぐに一段高になると、節目の4700ポイントを突破。その後も順調に上げ幅を拡大し、前引けした。後場も個人投資家の買い意欲は旺盛で、大引けにかけて再び一本調子で上昇。一気に4800ポイントも抜き去って引けた。安定成長と構造改革の両立に向けて矢継ぎ早に出される中国政府の政策を市場が好感。PPP(パブリック・プライベート・パートナーシップ:公民連携)に関する指導意見、投資信託の中国本土・香港を跨ぐ越境販売の解禁、大型インフラ建設プロジェクトの承認などが、投資家心理を一層強きに向かわせた。

 上海市場の値上がり数は8割を超えた。李克強首相の南米歴訪を通じて、市場は中国のインフラ輸出の将来性に期待。大手のインフラ建設・設備株などが連騰した。中信重工機械(601608)、百利電気(600468)、中国船舶(600150)などがストップ高。鋼材需要の回復を織り込み、撫順特殊鋼(600399)が4.88%高、宝山鋼鉄(600019)が4.15%高と、鉄鋼株が上昇した。PPP方式の普及による恩恵が期待され、亨通光電(600487)がストップ高、九州通医薬(600998)が5.56%高など、各セクターの民営大手が好調だった。このほか、A株市場の記録的な大商いを受け、金融株が大きく物色された。来週香港に上場予定の華泰証券'A'(601688)が4.85%高。太平洋保険'A'(601601)が3.07%高、中国工商銀行'A'(601398)が2.06%高など、大型株が指数の上昇をけん引した。一方でIT・ネット関連株の一角が利益確定に押された。鵬博士(600804)が2.88%安、用友ネット(600588)が1.52%安。また、深セン上場株の一角も過熱感から調整し、同市場の値上がり数は約6割にとどまった。

 B株市場もA株に連れ高。上海B株では港湾株の錦州港務(900952)が9.64%高と急伸し、上昇率1位になった。深センB株では地場系の不動産株が好調で、深セン特区不動産(200029)がストップ高、深セン物業発展(200011)が上昇率2位の6.69%高で続いた。(中国部・畦田)
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