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上海鼎立科技、洛陽鵬起の買収を正式発表

2015.06.03 10:09

 上海鼎立科技(900907.SS)は6月3日、洛陽鵬起実業有限公司(洛陽鵬起)の出資持分100%を買収する計画を正式に発表した。A株の第三者割当増資も実施するという。

 洛陽鵬起はチタンやチタン合金の鋳造や精密機械加工を手がける企業。製品は軍事や民用の航空機や船舶などに使われる。

 洛陽鵬起の買収価格は13億5200万元。買収の対価として、洛陽鵬起の現在の出資者13人・社に合計1億7万4019株を1株あたり13.51元として発行する。また、A株の第三者割当増資では5人・社に999万4119株に上る新株を1株あたり17.01元で割り当てる。これにより1億7000万元を調達する(諸費用控除前)。など、発行株数や発行価格は変更される可能性がある。

 洛陽鵬起の業績について、現在の出資者は2015~2017年分について保証。2015年12月本決算で8000万元、2016年12月本決算で1億5000万元、2017年12月本決算で2億2000万元としており、これを下回った場合は、差額を保証するという。

 なお、同社株は売買停止を継続。今回の資産買収計画に対する上海証券取引所の審査結果を発表した後に取引を再開すると説明している。
 
【出所】上海証取サイト上の公告(2015/06/03)

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