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【6月11日の中国本土市場】

2015.06.11 18:25

 主要指数はそろって上昇。上海市場は上海総合指数が前日比0.30%高の5121.59ポイント、A株指数が0.30%高の5363.96ポイントと、3日ぶりに小反発。B株指数は続伸し、0.64%高の525.32ポイント。深セン市場はいずれも続伸し、A株指数が1.48%高の3245.91ポイント、B株指数が0.28%高の1562.23ポイント。両市場の売買代金は前日に比べわずかに減少し、概算で1兆7961億元。「滬股通」(香港経由の上海A株投資)は売り越しに転じ、売越額は8億6600万元だった。

 上海総合指数は前日終値と5100ポイントの大台を挟んで一進一退となり、小幅高で引けた。上海市場は全体の6割の銘柄が上昇したが、主力の金融株やエネルギー株が軟調で、上海総合指数の重荷となった。深セン市場の上昇銘柄も6割近くに上った。統計発表日だったことから様子見ムードが強く、上海市場の売買代金は7日ぶりに1兆元を下回った。

 上海A株市場では自由貿易区の関連銘柄が買われ、渤海フェリー(603167.SS)や浦東路橋建設(600284.SS)がストップ高。自由貿易区に関連し、上海市政府の高官が新たな金融改革の構想案を策定したと発言したことが手がかりとなったもようだ。中東呼吸器症候群(MERS)感染拡大への警戒感から医薬関連株が堅調で、哈薬グループ(600664.SS)、人民同泰医薬(600829.SS)がストップ高。また、北京市が2022年冬季五輪の誘致活動に積極的であることが報道され、スポーツ関連株もしっかり。その一方で主力銘柄に売りが目立った。

 B株市場は上海と深センのいずれも上昇銘柄の方がわずかに多かった。上海B株市場では地場系銘柄が買われ、金山開発建設(900916.SS)がストップ高だったほか、上工申貝(900924.SS)が9.66%高、上海ディーゼルエンジン(900920.SS)が5.23%高、上海物資貿易(900927.SS)が5.17%高となり、上昇率2~4位に並んだ。一方、昨日は堅調だった純粋B株の多くが売られ、大化集団大連化工(900951.SS)が下落率1位の3.27%安だった。深センB株市場では自動車関連株の上昇が目立ち、常州ディーゼルエンジン(200570.SZ)が上昇率1位の5.83%高、富奥汽車(200030.SZ)が2.08%高、長安汽車(200625.SZ)が1.73%高だった。(中国部・千原)

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