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【6月16日の中国本土市場】

2015.06.16 17:43

 主要指数はいずれも大幅続落となった。上海市場は上海総合指数が前日比3.46%安の4887.43ポイント、A株指数が3.47%安の5118.53ポイント、B株指数が1.70%安の505.91ポイント。深セン市場はA株指数が3.60%安の3100.64ポイント、B株指数が1.15%安の1551.46ポイント。両市場の売買代金は前日比で約15%減少。概算で1兆7008億元だった。「滬股通」(香港経由の上海A株投資)は再び買い越しとなったが、買越額はわずか6500万元にとどまった。

 本土市場は約7割の銘柄が下落。昨日に続いて利益確定売りが膨らみ、上海総合指数は前場で節目の5000ポイントを割り込んだ。そして後場で一本調子に下落。一気に4900ポイントを割り込み、概ね2週間前の水準に後退した。ギリシャ債務問題や中東呼吸器症候群(MERS)など、外部環境が依然として不透明。こうした中、明日からの4日間にIPO(新規公開)企業の募集がピークを迎えることから資金需給が一段と逼迫。市中金利が上昇し、投資家心理を大きく冷やした。さらに正規の信用取引制度を介さない高レバレッジ取引に対して、証券当局などが足元で取り締まりを強化していると伝わり、大型株に対する個人投資家のポジション解消の動きが加速した。

 大型国有企業株が大きく崩れた。改革・再編の思惑から個人マネーが流入してきた反動もあり、セクターを問わず急落。中国鉄建'A'(601186)と中国中車'A'(601766)がストップ安となったほか、中国中鉄'A'(601390)が8.53%安、中航直昇機(600038)が8.37%安、中国アルミ'A'(601600)が7.96%安、中国聯合網絡通信(600050)が7.87%安、中国遠洋控股'A'(601919)が7.52%安、中国船舶(600150)が7.28%安。信用買いの主要な対象だった大型金融株も調整した。市中金利の上昇も響き、光大証券(601788)が2.88%安、中国工商銀行'A'(601398)が1.69%安、太平洋保険'A'(601601)が1.69%安。このほか、電子商取引(Eコマース)の攻勢にともない従来型の流通業の苦境が続いていると伝わり、重慶デパート(600729)が8.91%安、王府井デパート(600859)が5.16%安など、小売株が売られた。

 B株市場もA株に連れ安し、多くの銘柄が続落。上海B株では、上海物資貿易(900927)が5.31%安、上海錦江国際酒店発展(900934)が5.02%安、上海中毅達(900906)が4.79%安、上海市北高新(900902)が4.46%安など、上海市政府系の銘柄が幅広く調整した。一方で大連市政府系の大化集団大連化工(900951)が逆行高となり、ストップ高で大引け。深センB株でも主だった銘柄が調整。もっとも、アパレル会社のロータイ紡織(200726)は明日に配当の権利付最終日を迎えることもあり、5.31%高と買われた。(中国部・畦田)
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