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【7月27日の香港市場】

2015.07.27 18:05

 主要指数はそろって大幅続落。ハンセン指数は前営業日比3.09%安の2万4351.96ポイント、H株指数は3.83%安の1万1230.67ポイント、レッドチップ指数は4.64%安の4356.23ポイント。メインボードの売買代金は先週末に比べ約48%増加し、概算で1162億4600万HKドル。「港股通」(上海市場からの香港株投資)は1億200万元の買い越しだった。

 先週末のニューヨーク市場は、原油など商品価格の下落を嫌気し、ダウ平均が4日続落。外部環境の悪化に加え、米連邦公開市場委員会(FOMC)を今週中盤に控え、米国の利上げへの警戒感も強まっていることから、香港の主要指数は低く寄り付いた。前場にかけて下げ幅を広げ、後場も安値圏で推移。ハンセン指数は今月10日以来の2万5000ポイント割れで引けた。上海総合指数が後場で大幅安となったことから、香港市場でも本土系の銘柄を中心に売られた。売買代金は先週の水準に比べ大きく増加し、8営業日ぶりに1000億HKドルを上回った。

 外部環境の悪化と上海総合指数の急落を受け、ハンセン指数の構成銘柄は全面安。なかでも本土系銘柄の下げが目立った。景気悪化による電力消費低迷への懸念から、華潤電力控股(00836.HK)が下落率1位の6.27%安。通信株も大幅安となり、中国聯合網絡通信(香港)(00762.HK)が同2位の5.88%安だったほか、中国移動(00941.HK)が3.49%安。京津冀地区(北京、天津、河北省)で8月から長距離電話ローミング料の徴収が廃止となるという観測が浮上し、これが悪材料となった。香港系銘柄も米国の利上げへの警戒感から売られたが、下落率は総じて小幅だった。(中国部・千原)

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