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【8月5日の香港市場】

2015.08.05 18:08

 主要指数はそろって上昇。ハンセン指数は3日ぶりに反発し、前日比0.44%高の2万4514.16ポイント。H株指数は0.45%高の1万1125.84ポイント、レッドチップ指数は0.68%高の4407.23ポイントと、いずれも続伸した。メインボードの売買代金は前日に比べ約8%減少し、概算で686億HKドル。「滬股通」(香港経由の上海A株投資)は1億7400万元の買い越しだった。

 前日のニューヨーク市場は、利上げへの警戒感から、ダウ平均が4日続落。アトランタ連銀総裁が利上げの開始時期が近付いているとの認識を示したことが嫌気された。外部環境は低迷したものの、本日の香港市場は主要指数が総じて堅調に推移。インフラ建設を推進するため、中国の政策性銀行が1兆元を超える規模の起債を計画しているとの報道が本日も材料視され、関連銘柄が堅調だった。ただ、米国の利上げや雇用統計の発表への警戒感から手控えムードが強く、売買代金は今年2月下旬以来の700億HKドル割れとなった。

 ハンセン指数の構成銘柄では、昨日まで2日連続で下落率1位だった蒙牛乳業(02319)が反発し、本日は上昇率1位の4.97%高。また、昨日はネットに流れた下水油(地溝油)問題をめぐる映像を嫌気して売られた康師傅(00322)も本日は反発し、上昇率2位の4.02%高。原油相場が反発したことを好感し、中国海洋石油(00883)が同3位の2.75%高。アナリストが業績の改善を予想したことも追い風となった。カジノ株の上昇も目立ち、銀河娯楽(00027)が同4位の2.44%高、サンズチャイナ(01928)が同6位の1.77%高。マカオのカジノ収益に下げ止まりの兆候があるとアナリストが指摘し、これが手がかりとなったもようだ。昨日の下落率3位だったHSBC(00005)は反発し、本日は上昇率5位の1.85%高。時価総額が大きく、ハンセン指数の上昇に寄与した。一方、米国の利上げへの警戒感から、主な香港系不動産株が売られた。

 そのほかの銘柄では、中国のインフラ建設推進への期待から、中国鉄建(01186)が4.74%高、中国中鉄(00390)が3.42%高、中国交通建設(01800)が2.93%高。建材株も買われ、北京金隅(02009)が8.06%高、中国建材(03323)が6.04%高、安徽海螺水泥(00914)が4.87%高だった。個別の材料があった銘柄では、現代美容(00919)が11.47%高。資産運用会社の恵理集団(00806)による買い増しが材料視された。馬斯葛集団(00136)は先ごろテンセントと恒大地産集団が主要株主となることを好感して急伸したが、香港の証券当局がこの件をめぐる売買停止前の取引記録を調べていることが報道され、本日は5.00%安に沈んだ。(中国部・千原)
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