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【9月4日の香港市場】

2015.09.04 18:11

 祝日明けの香港市場は、主要指数がまちまち。ハンセン指数は3日続落し、前営業日比0.45%安の2万840.61ポイント。H株指数は5日続落し、1.41%安の9169.59ポイント。一方、レッドチップ指数は4日ぶりに小反発し、0.10%高の3862.39ポイント。メインボードの売買代金は前営業日に比べ約28%減少し、概算で693億2900万HKドル。「港股通」(上海経由の香港株投資)は抗日戦争勝利70周年の休みに絡んで本日も停止。7日から再開する。

 前日のニューヨーク市場はダウ平均が小幅に続伸。欧州中央銀行(ECB)総裁が量的緩和の拡大を示唆し、欧州株が堅調だったことを好感した。ただ、米雇用統計の発表を控え、持ち高調整の動きもあったことから、上げ幅は限られた。外部環境の好転を受け、香港の主要指数は高く寄り付いたものの、米雇用統計の発表を前にダウ平均先物が軟調となったことを嫌気し、いずれも前場で下げに転じた。本土系の大型株が重荷となり、ハンセン指数とH株指数は軟調な値動きに終始。レッドチップ指数は値下がりした構成銘柄の方が多かったものの、一部の大型株に支えられ、小幅高で引けた。

 ハンセン指数の構成銘柄では、マカオのカジノ株が反発し、サンズチャイナ(01928)が上昇率1位の5.90%高だったほか、銀河娯楽(00027)が同5位の2.83%高。マカオのカジノ収益が落ち込んでいることを受けて調整していたが、値ごろ感から買われたもようだ。百麗国際(01880)は自社ブランドの香港撤退が引き続き好感され、同2位の3.29%高。聯想集団(00992)は同3位の3.09%高。同社製サーバの販売台数が大幅に増加すると米調査会社が予想し、これが材料視された。招商局国際(00144)は同4位の3.06%高。筆頭株主の招商局集団有限公司(招商局集団)が同じく中央政府系国有企業の中国外運長航集団有限公司(中国外運長航集団)と物流ターミナル分野で事業統合するとの報道が流れ、これが材料視された。

 一方、本土系石油株が続落。中国石油天然気(00857)が3.64%安、中国石油化工(00386)が3.41%安となり、下落率1~2位に並んだほか、中国海洋石油(00883)が0.45%安。本日の東京商品取引所で原油価格が下落しており、背景には米雇用統計で利上げへの警戒感が高まっていることがあるもようだ。このほか本土系の保険株、銀行株も売られた。

 招商局集団との事業統合が報道された中国外運長航集団の傘下企業が大幅高。中国外運(00598)が10.94%高、中外運航運(00368)が6.16%高。また、インドネシアが高速鉄道計画を撤回したことを嫌気し、中国中鉄(00390)が1.61%安、中国鉄建(01186)が0.70%安、中国中車(01766)が0.46%安だった。

 瑞声科技(02018)は続伸し、6.57%高。製品単価の上昇を見込み、大手投資銀行が投資判断と目標株価を引き上げたことを好感した。緑城中国(03900)は7.51%安。販売契約額が予想を下回っていると指摘したアナリストが、目標株価を引き下げたことが売り材料となった。(中国部・千原)
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