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【9月24日の香港市場】

2015.09.24 18:15

 主要指数はいずれも下落した。ハンセン指数が前日比0.97%安の2万1095.98ポイント、レッドチップ指数が0.14%安の3914.16ポイントと、そろって続落。H株指数は4日続落し、1.04%安の9469.81ポイント。メインボードの売買代金は前日に比べ約24%減少し、概算で705億5900万HKドル。「港股通」(上海経由の香港株投資)は6億200万元の買い越しだった。

 前日のニューヨーク市場は、中国の景況感悪化を背景に、ダウ平均が続落。9月の財新中国製造業PMI(速報値)が約6年半ぶりの低水準となったことを嫌気した。外部環境は悪化が続いたが、本日朝方の香港市場は主要指数が下げ渋る場面もあった。上海市場が寄り付きから堅調だった影響だが、その一方でダウ平均先物の動きが徐々に軟調となり、これに香港の主要指数が追随。東京市場の大幅安も、投資家心理を悪化させた。ハンセン指数とH株指数は前場で下げ幅を広げ、後場は安値圏で推移。レッドチップ指数はもみ合い、小幅安で引けた。手控えムードが強く、売買代金は低水準にとどまった。

 ハンセン指数の構成銘柄では、マカオのカジノ株が値下がりし、銀河娯楽(00027)が下落率1位の3.52%安だったほか、サンズチャイナ(01928)が1.70%安。8月にマカオを訪れた旅行者が前年同月比で1.7%減少するなか、9月のカジノ収益の大幅な落ち込みを予想するレポートが発表され、これが昨日に続いて悪材料視された。中国本土系の大型株は、景況感の悪化を背景に軟調。香港系の銀行株も、本土事業をめぐる貸倒リスクが意識され、下げが目立った。米国の利上げに連動した香港ドル金利の上昇が見込まれることから、香港系の不動産株も幅広く売られた。

 こうしたなか消費関連株の一角が堅調。蒙牛乳業(02319)が2.47%高、ビール大手の華潤創業(00291)が2.20%高となり、上昇率1~2位に並んだほか、食品大手の康師傅(00322)が0.49%高。ディフェンシブな電力株も堅調で、電能実業(00006)が上昇率3位の1.92%高、中電控股(00002)が0.61%高、華潤電力控股(00836)が0.22%高。また、新世界発展(00017)が0.90%高。前場こそ軟調だったが、大幅増益の6月本決算を受け、後場で上げに転じた。

 そのほかの銘柄では、東方明珠石油(00632)が14.95%安。経営トップの黄坤・主席が失踪したという情報が伝わり、これが大きな売り材料となった。中国集成控股(01027)は24.82%安。増資の可能性を有名な株式評論家が指摘し、これが売りにつながった。(中国部・千原)
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