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【10月13日の香港市場】

2015.10.13 18:42

 主要指数はハンセン指数が前日比0.57%安の2万2600.46ポイント、H株指数が0.95%安の1万437.69ポイントと、いずれも3営業日ぶりに反落した。一方でレッドチップ指数は小幅ながらも3日続伸し、0.24%高の4238.58ポイント。メインボードの売買代金は前日比で約8%減少し、概算で798億9300万HKドル。5営業日ぶりに800億HKドルを割り込んだ。「港股通」(上海経由の香港株投資)は1億6800万元の買い越しだった。

 前日のニューヨーク市場は企業決算への期待感が支えになり、ダウ平均は小幅ながらも続伸した。もっとも、同日のニューヨークWTI原油先物は石油輸出国機構(OPEC)の増産を手がかりに急反落しており、外部環境はまちまち。こうしたなか、本日の香港市場は戻り売りの機運が強まり、主要指数は概ね軟調に推移した。午前中に発表された9月の中国の貿易統計では輸入が市場予想を上回る落ち込みとなり、これも全体の地合いを重くした。ハンセンとH株の両指数は貿易統計の発表直前に瞬間的に上げに転じたが、それ以降はマイナス圏で推移。一方のレッドチップ指数は通信・食品株の一角が堅調で、前日終値を挟んで一進一退。最終的に小幅高で引けた。

 原油相場の急反落が嫌気され、三大石油株が下落。中国海洋石油(00883)が3.28%安、中国石油天然気(00857)が2.03%安でハンセン指数構成銘柄の下落率1、2位に沈み、中国石油化工(00386)も0.71%安にとどまった。銀行の資金繰り支援策をめぐり前日上昇した本土系銀行株だが、本日は戻り売りが目立った。直近の人民元安で資本流出の懸念も燻り、交通銀行(03328)が1.89%安、中国銀行(03988)が1.08%安、中国工商銀行(01398)が0.99%安。また、海外系金融株が全般的にさえず、AIA(01299)が1.66%安、HSBC(00005)が1.66%安で、ハンセン指数の重しになった。このほか、本土系電力株が総じて軟調。特に新エネルギー関連がさえず、華能新能源(00958)が7.16%安、中国電力新能源(00735)が3.38%安、大唐新能源(01798)が2.80%安だった。個別では食肉大手の雨潤食品(01068)が6.45%安。主力子会社にデフォルト(債務不履行)の可能性が浮上しており、これが嫌気された。

 一方でビール大手の華潤創業(00291)は世界的なビール業界の再編観測を手がかりに、ハンセン指数構成銘柄の上昇率3位となる3.61%高。乳業大手の蒙牛乳業(02319)も同4位の3.35%高となり、レッドチップ指数の上昇も支えた。また、国慶節連休中のマカオのカジノ収入が市場予想を上回ったことから、銀河娯楽(00027)が同1位の6.04高、サンズチャイナ(01928)が2.73%高。個別では電子部品商社の時捷集団(01184)が急伸し、9.42%高だった。電子部品販売子会社の分離上場計画が手がかりになった。(中国部・畦田)
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