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【10月30日の香港市場】

2015.10.30 19:07

 主要指数はハンセン指数が前日比0.78%安の2万2640.04ポイントと3日続落した。H株指数も0.40%安の1万396.58ポイントと、小幅に4日続落。一方で、レッドチップ指数は4日ぶりに小反発し、0.18%高の4146.37ポイントだった。メインボードの売買代金は前日に比べてわずかに減少。概算で693億2600万HKドルにとどまった。「港股通」(上海経由の香港株投資)は本日も買い越しとなり、買越額は3億3200万元だった。

 前日のニューヨーク市場では米国の7-9月期GDP成長率の減速が重しになり、ダウ平均が低迷した。一方で米国の12月の利上げ観測も加わり、週末の香港市場では主要指数が朝方軟調だった。その後もハンセン、H株の両指数は概ねマイナス圏で低迷。途中上げに転じる場面もみられたが、上値が重く、商いも薄かったことから、いずれも続落して引けた。本日も上場企業の1-9月期決算の発表が集中。概ね減速傾向が目立ち、利益確定の材料になった。また、中国共産党第18期中央委員会第5回全体会議(五中全会)での次期5カ年計画(16~20年)の決議文が明らかになったが、その詳細は明らかにされておらず、市場には様子見ムードが残った。一方でレッドチップ指数は主力銘柄の一角が下支えし、プラス圏を維持した。

 石油大手の中国石油天然気(00857)が発表した1-9月期決算は大幅減益となった。通年でも業績悪化に歯止めがかからない見込みで、2.10%安で大引け。油田開発サービス大手の中海油田服務(02883)の決算内容も悪く、2.69%安に沈んだ。さらに昨日に続いて本土系金融株が軟調。7-9月期の大幅減益が嫌気され、中国人寿保険(02628)が2.26%安と続落し、ハンセン指数構成銘柄の下落率2位で取引を終えた。電力価格の引き下げ観測が影響し、華電国際電力(01071)が6.40%安、華能国際電力(00902)が2.54%安と電力株が下落。再生エネルギー分野でも好材料出尽くし感から、華電福新能源(00816)が13.40%安、華能新能源(00958)が6.56%安とさえない。

 一方で五中全会が「一人っ子政策」の全面撤廃を決めたことが材料視された。粉ミルク関連の銘柄が堅調で、乳業大手の蒙牛乳業(02319)が3.43%高で、ハンセン指数構成銘柄の上昇率1位。粉ミルク大手の雅士利国際(01230)は6.25%高と好調だった。さらに、紙おむつなどを生産する恒安国際(01044)が同4位の2.00%高。同業の中国児童護理(01259)は小型・低位株だけに値動きが荒く、40.00%高と急騰した。(中国部・畦田)
【取引時間(日本時間)】
香港市場 10:30~13:00 / 14:00~17:00
中国市場 10:30~12:30 / 14:00~16:00
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