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大中華集団、大規模な再編を計画

2016.02.05 10:40

 大中華集団(00141.HK)は4日、実質筆頭株主の交代や資産売却を含む再編計画を発表した。現筆頭株主の賀鳴玉(ラストム・フォー)・主席が全保有株(現在の発行済み株数の52.87%)を1株あたり3.998HKドルで、第三者企業の上海チュウ盛投資管理有限公司(上海チュウ盛投資)に譲渡する。

 さらに魚粉貿易や香港での不動産事業を切り離し、計9億4224万7000HKドルで賀主席などに売却する予定。これにより、約5880万HKドルの利益を計上するほか、売却で回収した資金などを原資し、株主に対し2回にわたり特別配当を実施するという。1株あたりの配当額は少なくとも1回目が1.147HKドル、2回目が2.293HKドルを上回る予定。売却事業は2014年12月本決算で7510万HKドルの税引き後利益を計上していた。同社は今後、継続事業である中国本土での不動産事業を展開していくという。

 なお、再編が完了した場合、上海チュウ盛投資が大中華集団の新たな筆頭株主となり、未保有株に対してマンダトリー・オファー(義務的公開買付)が実施される。1株あたりの提示価格は同じく3.998HKドルで、2016年1月21日の終値5.68HKドルを29.61%下回る水準。上海チュウ盛投資は大中華集団の上場継続を約束している。予定スケジュールは決まりしだい開示するという。

 今回の情報開示のため、同社株は2016年1月22日に売買停止となったが、2016年2月5日に取引を再開した。
 
【出所】香港証取サイト上の公告(2016/02/04)

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