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【3月7日の中国本土市場】

2016.03.07 18:59

 主要指数はいずれも上昇。上海市場は上海総合指数が前営業日比0.80%高の2897.33ポイント、A株指数が0.80%高の3032.19ポイントと、5営業日続伸した。B株指数は3日ぶりに反発し、1.31%高の357.47ポイント。深セン市場も同じく3日ぶりの上昇で、A株指数が2.03%高の1821.03ポイント、B株指数が0.43%高の1122.61ポイントだった。両市場の売買代金は概算で4786億元にとどまり、先週末に比べ約25%減少した。「滬股通」(香港経由の上海A株投資)は11億5300万元の買い越しだった。

 週明けの本土市場は約8割半の銘柄が上昇。上海総合指数は概ねプラス圏で推移。後場半ばで一時的に下げに転じる場面もあったが、大引けにかけて再び上げ幅を広げた。5日に開幕した全国人民代表大会(全人代)で李克強首相が行った政府活動報告で、今年も積極財政を維持し、財政赤字の対GDP比を3%まで容認すると発表。注目の経済成長率目標も6.5~7%と市場予想の範囲内だった。財政面で景気下支えの姿勢をあらためて示したことが買い安心感を広げ、押し目買いが幅広いセクターに広がった。一方、全人代では特段のポジティブサプライズもなかったことから、積極的に上値を追う動きも限られた。上海総合指数は終値で2900ポイントを抜けずに引けている。

 商品相場の回復基調を追い風に、海南砿業(601969)や五砿発展(600058)、赤峰黄金(600988)がストップ高。オルドスリソーシズ'A'(600295)が9.94%高、山東ゴールド(600547)が6.62%高など、資源・エネルギー関連株が堅調だった。また、IT設備メーカーも上昇。亨通光電(600487)は新素材の担当子会社設立の計画を明らかにし、ストップ高となった。また、政府活動報告を受けて財政出動の拡大が期待され、公共事業関連の鉄鋼・建設株などが上昇。重慶鋼鉄'A'(601005)が5.69%高、宝山鋼鉄(600019)が3.89%高、中鉄二局(600528)が1.96%高、中国冶金科工'A'(601618)が1.15%高。重慶路橋(600106)は10-12月期の業績改善を受け、4.57%高だった。一方で北京銀行(601169)が2.01%安、興業銀行(601166)が1.75%安、中国民生銀行'A'(600016)が1.71%安など、銀行株がさえず、上海総合指数の重しになった。

 B株市場はA株に連れ高。特に上海B株は値下がりゼロだった。資源相場の上昇を期待し、オルドスリソーシズ(900936)が4.45%高。大型株の内モンゴル伊泰石炭'B'(900948)も1.80%高で、指数の上昇をけん引した。深センB株も幅広い区セクターが買われたが、4銘柄が値下がり。長期にわたり売買を停止していた杭州スチームタービン(200771)は売買停止中の指数下落が織り込まれ、ストップ安に沈んだ。(中国部・畦田)
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