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【3月25日の中国本土市場】

2016.03.25 18:33

 主要指数は小幅に反発した。上海市場は上海総合指数が前日比0.62%高の2979.43ポイント、A株指数が0.62%高の3117.93ポイント、B株指数が0.61%高の372.37ポイント。深セン市場もA株指数が0.48%高の1971.72ポイント、B株指数が0.34%高の1131.75ポイントだった。両市場の売買代金(速報値)は前日比で25%減少し、概算で5534億元にとどまった。なお、香港のイースター(復活祭)連休の関係で、本日も「滬股通」(香港経由の上海A株投資)は休み。3月29日の再開を予定している。

 週末の上海総合指数は3000ポイントを天井に、概ねプラス圏でもみ合った。上値は重かったが、取引終了間際に上げ幅を広げたことで、来週の大台回復を視野に入れた。最終的に上海市場は7割、深センは6割の銘柄が上昇。李克強首相による博鰲(ボアオ)アジアフォーラム年次総会の開幕スピーチの全容が伝わり、政策期待が相場全体を支えた。また、営業税の増値税への一本化が今年5月1日に完了する見通しが立ち、サービス業に属するセクター全般への追い風になった。このほか、好業績・高配当の銘柄も個別に物色された。

 上海錦江国際実業投資'A'(600650)がストップ高、上海錦江国際酒店発展'A'(600754)が9.83%高と、上海市政府傘下の両サービス企業が好調。大衆交通集団'A'(600611)も9.32%高、上海強生(600662)が8.99%高と、同市内のタクシー大手がいずれも買われたほか、上海新世界(600628)が6.69%高、上海百聯集団'A'(600827)が5.93%高、豫園商城(600655)が5.11%高など、上海地場系のサービス企業が軒並み高い。

 また、中国全体の港湾貨物取扱量が1-2月に上向いたことを受け、港湾セクターが堅調。大連港'A'(601880)は手厚い期末配当も刺激材料になり、ストップ高となった。決算関連では、ほかにも自動車販売大手の華域汽車(600741)が3.22%高。こちらも増配が評価された。

 一方で金融・石油などの大型株は方向感が乏しく、値動きは小さかった。中国石油化工'A'(600028)、中国石油天然気'A'(601857)の二大石油株が前日比変わらずで大引け。決算発表を控えた様子見ムードから、中国工商銀行'A'(601398)が0.46%高、中国建設銀行'A'(601939)が0.20%高など、大型銀行株が上げ渋った。

 B株市場では上海B株が好調。地場系銘柄の多くが上昇した。深センB株では優先株による1期目の資金調達を成功させた山東晨鳴紙業'B'(200488)が1.97%高としっかり。(中国部・畦田)
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