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【3月31日の中国本土市場】

2016.03.31 17:18

 主要指数はいずれも小幅続伸。上海市場は上海総合指数が前日比0.10%高の3003.91ポイント、A株指数が0.10%高の3143.56ポイント、B株指数が0.07%高の375.16ポイント。深セン市場はA株指数が0.28%高の2000.02ポイント、B株指数が0.17%高の1144.25ポイントだった。両市場の売買代金は前日に比べ約11%増加し、概算で6969億元。「滬股通」(香港経由の上海A株投資)は24億9500万元の買い越しだった。

 上海総合指数は朝方から小幅高で推移したが、3000ポイントを回復したことで上値が重く、前場や後場の終盤では戻り売りに押され、大台を割り込む場面もあった。上海市場は上昇銘柄の方がわずかに多かった。一方、深セン市場は下落銘柄の方がやや多かったが、大型株に支えられ、株価指数は小幅高となった。

 A株をMSCIエマージング・マーケット・インデックスに組み入れるか否かの決定が、今年6月にも下されるというニュースが流れ、海外マネーの流入を期待する買いが入ったもようだ。「滬股通」も前日に比べ、買越額が大幅に増加した。こうしたなか、3月の製造業PMIの発表を明日に控えているうえ、米国の雇用統計のISM製造業景況感指数の発表が予定されることから、売り圧力も強かった。

 上海A株市場では港湾株の上昇が目立った。このところ大幅高が続いていた大連港'A'(601880)のほか、寧波港(601018)、営口ポート【売付のみ】(600317)がストップ高。上海ポート(600018)も急伸し、8.82%高だった。唐山港(601000)は株式分割(無償交付)を発表したことも追い風となり、ストップ高だった。注目された銀行の決算は、大方の予想通り小幅な増益となり、減配の発表が多かった。これを嫌気し、中国建設銀行'A'(601939)が1.02%安、招商銀行'A'(600036)が0.92%安、中国工商銀行'A'(601398)が0.69%安。銀行株は時価総額が大きく、上海総合指数の重荷となった。

 上海B株市場は上昇銘柄の数がわずかに多かった。ここでも港湾株が物色され、錦州港務(900952)が上昇率2位の2.65%高だった。一方、下落銘柄では昨日堅調だった純粋B株が目立った。深センB株市場は全体の6割半の銘柄が下落したものの、約1カ月ぶりに売買を再開した長安汽車(200625)が上昇率1位の4.98%高となったことで、深センB株指数は小幅に上昇した。(中国部・千原)
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