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平安証券集団(控股)、筆頭株主が交代の可能性

2016.04.06 11:23

 平安証券集団(控股)(00231.HK)は5日、筆頭株主が交代する可能性があることを明らかにした。第三者割当増資を通じて12億HKドル以上を調達することで、中国本土の第三者の金融集団と覚書を交わした。両社は正式契約に向け、引き続き交渉やデュー・ディリジェンス(企業価値精査)などを進めていくとしている。

 増資が実現した場合、同金融集団の持ち株比率は過半数を超え、平安証券集団(控股)の新たな筆頭株主となる見通し。マンダトリー・オファー(義務的公開買付)の義務が発生するが、同金融集団はその免除を申請するという。

 今回の情報開示のため、同社株は2016年4月5日に売買停止となったが、2016年4月6日に取引を再開した。
 
【出所】香港証取サイト上の公告(2016/04/05)

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