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【4月7日の香港市場】

2016.04.07 17:56

 主要指数は本日もまちまち。ハンセン指数は小幅に続伸し、前日比0.29%高の2万266.05ポイント。H株指数は小幅に4日続落し、0.24%安の8647.33ポイント。レッドチップ指数は反発し、0.52%高の3677.39ポイントだった。メインボードの売買代金は前日に比べ約9%増加し、概算で635億400万HKドル。「港股通」(上海経由の香港株投資)は11億7000万元の買い越しだった。

 前日のニューヨーク市場は、原油価格の上昇を好感し、ダウ平均が3日ぶりに反発。外部環境の改善を受け、香港の主要指数は高く寄り付いた。こうしたなか上海総合指数が朝方で下げに転じ、その後も下げ幅を拡大。これを嫌気し、香港市場でも中国本土系の大型株が売られた。上海市場との重複上場銘柄が多いH株指数は、前場の中盤から小幅安。ハンセン指数は後場から小幅高で推移した。

 ハンセン指数の構成銘柄では、原油相場の上昇を好感し、中国海洋石油(00883)が上昇率1位の2.21%高。その他のエネルギー関連株も買われ、天然ガスの崑崙能源(00135)が1.33%高、石炭最大手の神華能源(01088)が0.85%高、石油最大手の中国石油天然気(00857)が0.61%高だった。また、子会社のスピンオフ上場を申請している恒安国際(01044)が、上昇率2位の1.90%高。香港鉄路(00066)は運賃の値上げを材料に、同3位の1.85%高だった。

 一方、国泰航空(00293)は下落率2位の1.54%安。アナリストが経営環境の厳しさを指摘したうえで、投資判断と目標株価を引き下げたことを嫌気した。昨日に続いて本土系金融株が軟調。交通銀行(03328)が1.23%安、中国人寿保険(02628)が0.99%安、中国銀行(03988)と中国工商銀行(01398)がいずれもが0.97%安だった。時価総額の大きなHSBC(00005)は続落し、本日は0.32%安だった。

 そのほかの銘柄では、中興通訊(00763)が10.31%安。期限超過で発表した15年12月本決算は21.81%増益となり、速報値を大きく下回ったことが嫌気された。米国輸出規則(EAR)をめぐる問題で、会計処理を調節したことが影響したという。一方、鉄鋼株が幅広く買われ、馬鞍山鋼鉄(00323)が11.32%高、重慶鋼鉄(01053)が8.49%高、鞍鋼(00347)が4.39%高。鉄鋼価格の安定回復に向け可能な限り努力すると、業界団体の幹部が発言し、これが材料視された。(中国部・千原)
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