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【4月13日の香港市場】

2016.04.13 18:26

 主要指数は大幅に続伸した。ハンセン指数は前日比3.19%高の2万1158.71ポイント、レッドチップ指数は3.39%高の3870.13ポイントと、いずれも6営業日連続で上昇。H株指数は4日続伸し、3.95%高の9191.49ポイントだった。メインボードの売買代金は前日比で約8割も急増。概算で936億3800万HKドルに達し、約3週半ぶりに900億HKドルを超える大商いになった。対照的に「港股通」(上海経由の香港株投資)は3億3700万元の売り越しに転じた。

 サウジアラビアとロシアによる原油増産凍結の合意が伝わると、前日のニューヨークWTI原油先物は約4カ月半ぶりの高値を付けた。米国株市場もダウ平均が大幅に上昇。世界的なリスクオンに傾き、本日の香港市場では買いが膨らんだ。また、国際通貨基金(IMF)が中国経済の成長見通しを上方修正。朝方に発表された中国の3月の貿易統計が市場予想を大きく上回り、ポジティブサプライズの内容だったことも、投資家心理を強気にさせた。主要指数は順調に上げ幅を広げ、高値引け。ハンセン指数は2万1000ポイント、H株指数は9000ポイント、レッドチップ指数は3800ポイントという節目を、いずれも概ね3カ月ぶりに回復した。

 原油急伸を受け、中国石油天然気(00857)が7.24%高、中国海洋石油(00883)が6.22%高と、大型石油株がハンセン指数構成銘柄の上昇率1、2位を占めた。石炭最大手の神華能源(01088)が5.50%高、非鉄金属大手の江西銅業(00358)が6.84%高、中国アルミ(02600)が2.24%高など、商品相場の先高感を背景に資源株が買い進まれた。また、サプライズの貿易統計を手がかりに、外需関連株が好調だった。中国外運(00598)が9.63%高、中海コンテナ運輸(02866)が9.39%高、中国遠洋控股(01919)が7.61%高、中海発展(01138)が5.98%高など、海運株が急騰。連日のバルチック海運指数(BDI)の上昇も追い風になった。

 今月中に開示される1-3月期決算への期待感から、本土系保険株も上昇。平安保険(02318)が6.07%高、中国人寿保険(02628)が4.92%高、太平洋保険(02601)が4.89%高などと買い進まれた。中国経済の持ち直しを織り込み、消費関連株が堅調。代表的な耐久消費財である自動車セクターが物色され、北京汽車(01958)が9.67%高、ブリリアンスチャイナ(01114)が6.64%高、長城汽車(02333)が4.99%高だった。個別では安全計装システムを手がける中国自動化集団(00569)が8.91%高。創業者で実質支配者の宣瑞国・主席が同社株の公開買付を検討していることが明らかになり、これが材料視された。

 一方でリスク回避需要の減少による金相場の下落が警戒され、中国貴金属資源(01194)が15.76%安、中国黄金国際(02099)が2.22%安、招金砿業(01818)が2.02%安など、金鉱株がさえない。(中国部・畦田)
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