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【5月20日の中国本土市場】

2016.05.20 17:22

 主要指数は深センB株を除いて小幅に上昇。上海市場は4日ぶりに反発し、上海総合指数が前日比0.66%高の2825.48ポイント、A株指数が0.66%高の2957.43ポイント、B株指数は0.32%高の336.43ポイントだった。深セン市場はA株指数が続伸し、1.07%高の1877.74ポイント。一方でB株指数は0.24%安の1024.02ポイントと反落した。両市場の売買代金(速報値)は前日比で約2%減少し、概算で3659億元。「滬股通」(香港経由の上海A株投資)の買越額は6億1200万元だった。

 米国の6月利上げ観測の再燃が引き続き個人投資家のマインドを冷やし、週末の上海総合指数は安くスタート。寄り付きで下値の2800ポイントを割り込んだ。その後は割安感から持ち直し、前場の半ば以降は前日終値を挟んで一進一退の展開。最終的に小幅高で引け、終値も2800ポイント台に乗せた。節目の2800ポイントを下回ったことで値ごろ感が急速に意識され、押し目買いが活発化した。また、A株のMSCI新興国株価指数への組み入れに対する期待感が続き、地合いを支えた。

 本土市場は約7割が上昇。今月7日にプレオープンした上海ディズニーランドにはすでに100万人近くが園内外を訪れたと伝わり、これを手がかりに上海地場系の銘柄が物色された。デベロッパーの上海金橋輸出加工区開発'A'(600639)がストップ高、上海外高橋集団'A'(600648)が5.87%高、上海陸家嘴金融貿易区開発'A'(600663)が1.14%高。流通大手の上海百聯集団'A'(600827)が1.07%高、観光大手の上海錦江国際酒店発展'A'(600754)も0.83%高と堅調だった。国務院がイノベーション主導の成長を目指した発展戦略『国家創新駆動発展戦略』を発表。これを手がかりに、ハイテク関連株の一角も買われた。士蘭微電子(600460)がストップ高、恒生電子(600570)が8.56%高、金証科技(600446)が5.50%高など。

 一方で金相場の先安感から宝飾品株や金鉱株が続落。山東ゴールド(600547)が2.71%安、老鳳祥'A'(600612)が1.83%安、赤峰黄金(600988)が1.54%安に沈んだ。農業関連株は利益確定に押され、飼料メーカーの遼寧禾豊牧業(603609)が2.40%安で引けた。

 上海B株は値上がり銘柄の方が多く、特にA株に連れ高して、上海金橋輸出加工区開発(900911)が上昇率1位の5.92%高、上海外高橋集団(900912)が同2位の2.94%高。電子製品メーカーの上海儀電電子(900901)は米マイクロソフト社との提携を手がかりに、同3位の2.54%高となった。一方、深センB株は売りが目立ち、テレビ大手の康佳集団(200016)は下落率1位の3.24%安に沈んで指数の足を引っ張った。(中国部・畦田)
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