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【6月13日の中国本土市場】

2016.06.13 17:53

 主要指数はいずれも急落した。上海市場は上海総合指数が前営業日比3.21%安の2833.07ポイント、A株指数が3.21%安の2965.25ポイントと大幅に続落したほか、B株指数も3営業日ぶりに急反落し、3.07%安の340.64ポイントだった。深セン市場は大幅に続落し、A株指数が4.76%安の1911.44ポイント、B株指数が1.71%安の1069.79ポイント。両市場の売買代金(速報値)は休み前に比べて約8%増加し、概算で5891億元だった。一方で「滬股通」(香港経由の上海A株投資)は19営業日ぶりに売り越しへ転じ、売越額は8億8000万元に達した。

 端午節連休明けの本土市場は大幅安に沈んだ。本日までに出揃った5月の経済指標が概ね予想通りだったこともあり、前場の上海総合指数は軟調だったものの、節目の2900ポイント前後は維持した。しかし、香港・東京など周辺市場の急落に引きずられ、後場の半ばからは一本調子で下落。一気に2800ポイント台前半まで下落し、2週間前の水準に後退した。3.21%の下落率は今年2月25日以来の大きさ。両市場の値下がり銘柄は2500を超え、200以上がストップ安に沈んだ。本日の急落の背景として、◆英国のEU(欧州連合)離脱リスクを背景とした世界的なリスクオフが休み明けの本土市場に直撃し、ろうばい売りが膨らんだ、◆為替市場で人民元安が進行した、◆証券当局が複数のIPO(新規公開)を承認したことで需給懸念が強まった―――ことなどが挙げられる。複数の悪材料が個人の投資マインドを冷やし、売りが売りを呼ぶ展開になった。

 米中合弁の高速鉄道計画が暗礁に乗り上げたことを受け、インフラ輸出関連の銘柄が幅広く売られた。中鉄二局(600528)が8.18%安、中信重工機械(601608)が6.56%安、中国交通建設'A'(601800)が5.37%安、中国中車'A'(601766)が4.43%安など。比較的高いバリエーションの半導体関連株が急落し、江蘇長電科技(600584)と晶方半導体【売付のみ】(603005)がストップ安、士蘭微電子(600460)が9.84%安、上海貝嶺(600171)が8.31%安。原油相場の下落や世界経済の先行き不透明感を受け、資源・エネルギー株の多くが利益確定売りに見舞われた。中海油田服務'A'(601808)が3.70%安、中国石油化工'A'(600028)が2.68%安。一方で金相場の上昇を手がかりに金鉱株にリスク回避の買いが集まった。山東ゴールド(600547)が8.42%高、中金ゴールド(600489)が5.62%高。
 
 B株市場はA株に連れ安し、多くの銘柄が値下がり。上海、深センいずれも値上がりは1銘柄にとどまった。上海B株では実質支配者の交代による公開買付を明らかにした黄石東貝電器(900956)が3.64%の逆行高。深センB株では酒造株の安徽古井貢酒(200596)が2.40%高と堅調だった。(中国部・畦田)
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