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| 前日終値 | 0.065(4/23) |
| 取引単位 | 10,000株 |
|---|---|
| 概算最低投資金額(円) | 12,909 |
| 出来高 | -- |
ニュース 詳細
精英国際、大規模再編を計画
2018.07.31 11:36
精英国際（01328.HK）は7月30日、資産再編や現物配当、筆頭株主の交代などを含む大規模な再編計画を発表した。再編の主な内容は以下の通り。
◆資産売却
既存事業のうちRF-SIM製品事業の担当子会社を1億3500万HKドルで現筆頭株主の李健誠・主席に売却するほか、公共交通向けシステム開発を手がける国聯通信（08060.HK）に関して全保有株を株主に現物配当する。交付比率は精英国際の株式10000株につき、国聯通信の株式961株を予定。これによりRF-SIM製品事業と国聯通信を完全に切り離す。RF-SIM製品事業の売却で約8650万HKドルの譲渡益を計上し、回収資金は運転資金などにまわす。
◆資産買収
主要株主で投資会社の「ハニーグループ・マネジメント」（ハニーグループ）から資産管理・投資・証券事業などを手がける金涌資本管理有限公司と金涌証券有限公司を完全買収する。買収額は2億7000万HKドルを予定し、1株あたり0.11931HKドルで対価株（発行後の株式総数の19.94％）を割り当てるかたちで支払う。さらに李主席から計2億1500万HKドルを借り入れ、運転資金などに充てる。資産売却・買収により、精英国際の主力事業は買収予定の2社が展開する金融事業に転換する見通し。
◆筆頭株主の交代
資産売却・買収の完了後、ハニーグループは李主席の保有株の大半（現在の発行済み株数の50.75％）を1株あたり0.11931HKドルで取得する。これにより、ハニーグループの持ち株比率は最終的に68.50％に上昇し、新たな筆頭株主となる見通し。ハニーグループは未保有株に対し、マンダトリー・オファー（義務的公開買付）を実施する。買付価格は同じく0.11931HKドルで、2018年7月30日の終値0.179HKドルを33.3％下回る水準。ハニーグループは精英国際の金融事業（新規買収予定の事業）とコールセンター事業の継続と上場維持を約束している。現物配当も含む再編の予定スケジュールはあらためて開示する。
なお、ハニーグループは医療保険、食品、娯楽、金融などに投資する投資会社。同社には中国有数の投資会社である弘毅投資（ハニーキャピタル）が80％、コングロマリットの聯想控股（03396.HK）が20％出資している。
【出所】香港証取サイト上の公告(2018/07/30)
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