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【12月28日の香港市場】

2018.12.28 17:37

 主要指数はいずれも3日ぶりに小反発。ハンセン指数は前日比0.09%高の2万5504.20ポイント、中国企業指数(旧H株指数)は0.01%高の9992.22ポイント。メインボードの売買代金は昨日に比べ16%減少し、概算で469億5900万HKドル。「港股通」(本土からの香港株投資)はクリスマス連休と年末年始の祝日にともない12月25日から停止。再開は来年1月2日を予定している。

 ニューヨーク市場はダウ平均が続伸。売りが先行したものの、押し目買いなどが優勢となり、終盤で上げに転じた。良好な外部環境を背景に、香港の主要指数は高く寄り付いた。前場の序盤で下げに転じたものの、その後は堅調に推移。後場に入ると徐々に売りに押され、下げに沈んでザラ場を終了したものの、終値を決めるクロージング・オークション・セッションを経て、かろうじて上げに転じた。年末年始を控え、商いは低迷。メインボードの売買代金は大幅に落ち込み、500億HKドルを下回った。

 ハンセン指数の構成銘柄では、中国石油化工(00386.HK)が下落率1位の5.08%安。原油相場の下落が原因で取引損失が発生し、重役2人が職務停止処分を受けていることを認め、これが売り材料となった。具体的な損失は調査中と説明したことが、投資家の不安をまねいたもようだ。そのほかでは、香港系の不動産株や公益株、本土系の通信株や保険株が軟調だった。

 一方、今月に入って大きく調整していた医薬株が買われ、石薬集団(01093.HK)が上昇率1位の4.66%高だったほか、中国生物製薬(01177.HK)が1.80%高。申洲国際(02313.HK)は上昇率2位の3.32%高。生産能力の拡充が鈍化しているとの見方が最近の売り材料となっていたが、これについて判断は時期尚早と大手投資銀行のアナリストが指摘し、買い推奨したことを好感したもようだ。昨日の下落率4位だった吉利汽車(00175.HK)は反発し、本日は上昇率4位の1.94%高だった。(中国部・千原)
 
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