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【5月31日の香港市場】

2017.05.31 18:25

 祝日明けの香港市場は、主要指数がまちまち。ハンセン指数は小幅ながら8日ぶりに反落し、前営業日比0.15%安の2万5660.65ポイント。H株指数は0.15%安の1万602.97ポイントとなり、4日ぶりに小反落。レッドチップ指数は小幅に続伸し、0.15%高の4084.68ポイントだった。メインボードの売買代金は一昨日に比べ約82%増加し、概算で1105億2100万HKドル。「港股通」(本土からの香港株投資)の買越額は、上海経由が7億7700万元、深セン経由が4億3500万元だった。

 ニューヨーク市場はダウ平均が小幅に続落。米国の長期金利低下や原油相場の下落を受け、金融株やエネルギー株などが売られた。祝日明けの香港市場は、ハンセン指数とH株指数が前日終値付近で寄り付くと、朝方にかけて上げ幅を広げ、本日の高値を付けた。その後は大型のIT株が重荷となり、ハンセン指数は前場の終盤で下げに転じ、その後は概ねマイナス圏で推移。H株指数は金融株の一角やエネルギー株が軟調となったことで、前場の終了間際から前日終値を挟んで一進一退となり、小幅安で引けた。レッドチップ指数はマイナス圏に沈む場面もあったが、後場の中盤からは小幅高で推移した。祝日明けということもあり商いは大きく膨れ、メインボードの売買代金は今年3月17日以来の1100億HKドル超となった。

 ハンセン指数の構成銘柄は上昇銘柄の方が多かったものの、小幅安に終わった。時価総額の大きなテンセント(00700.HK)が2.62%安と続落し、2日連続で下落率1位となったことが影響した。国泰航空(00293.HK)は調整が続き、下落率2位の2.56%安。国泰航空の株主の太古A(00019.HK)も売られ、下落率3位の1.66%安だった。

 原油相場の下落を嫌気し、本土系のエネルギー株が軟調。崑崙能源(00135.HK)が1.41%安、中国石油天然気(00857.HK)が1.33%安、中国海洋石油(00883.HK)が1.33%安、神華能源(01088.HK)が1.24%安だった。祝日の前日は上昇率1位だった華潤電力控股(00836.HK)は利益確定売りに押され、本日は1.10%安。

 一方、聯想集団(00992.HK)が自主的な非公開化(上場廃止)を計画しているという情報がSNSに流れ、これを材料に上昇率1位の5.15%高。それによると、6.0~6.3HKドルの対価を提示する方針としているが、この情報は事実ではないと同社は説明。しかし、2015年に親会社の聯想控股(03396.HK)が上場していることから、投資家は同社の説明よりも、SNSの情報を重視したもようだ。

 マカオのカジノ株が買われ、銀河娯楽(00027.HK)が上昇率2位の3.08%高、サンズチャイナ(01928.HK)が同4位の2.13%高。また、香港ドル高が進んだことを好感し、香港系の不動産株も堅調だった。(中国部・千原)

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