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【7月28日の香港市場】

2017.07.28 17:58

 主要指数はそろって下落。ハンセン指数は5日ぶりに反落し、前日比0.55%安の2万6979.39ポイント。H株指数は0.94%安の1万756.08ポイント、レッドチップ指数は0.67%安の4232.43ポイントと、いずれも3日ぶりに反落。メインボードの売買代金は昨日に比べ約12%減少し、概算で789億3500万HKドル。「港股通」(本土からの香港株投資)は上海経由が買い越しに転じ、買越額は6億2600万元。深セン経由は5億3100万元の買い越しだった。

 ニューヨーク市場は企業業績を材料にダウ平均が3日続伸し、再び過去最高値を更新。こうしたなか、ハイテク株の売りが広がり、ナスダック総合株価指数は4日ぶりに反落した。本日の香港市場は、月末を間近に控えた週末ということもあり、売りが先行。ハンセン指数は低く寄り付いた。始値こそは2万7000ポイント台だったが、その後は大台を挟んで一進一退。後場に入ると大台を下回る水準で推移した。手控えムードが広がり、メインボードの売買代金は3日ぶりに800億HKドルを下回った。

 ハンセン指数の構成銘柄では、AIA(01299.HK)が下落率1位の1.97%安。17年5月中間決算で明らかにした新契約価値は市場予想を上回る42%増だったが、利益確定売りに押された。慎重な配当政策を継続すると新経営陣が語ったことも、失望売りにつながったもようだ。また、昨日は堅調だった本土系不動産株が利益確定売りに押された。昨日の上昇率1位だった華潤置地(01109.HK)が、本日は下落率3位の1.38%安だったほか、中国海外発展(00688.HK)が0.93%安だった。昨日の上昇率2位だったテンセント(00700.HK)はナスダック総合株価指数の反落を嫌気し、1.16%安だった。

 一方、長江基建集団(01038.HK)が上昇率1位の2.31%高。合弁会社を通じて欧州のエネルギー管理サービス会社を買収すると発表し、これがポジティブに評価された。恒隆地産(00101.HK)は上昇率3位の1.13%高。中国本土でのショッピングモール事業が底打ちしたと指摘するアナリストにより、投資判断と目標株価を引き上げられたことが材料視された。また、マカオのカジノ統計の発表を控え、関連銘柄が堅調。銀河娯楽(00027.HK)が0.84%高、サンズチャイナ(01928.HK)が0.55%高だった。(中国部・千原)
 
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