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深セン赤湾石油基地、吸収合併計画をあらためて発表

2017.11.29 13:14

 深セン赤湾石油基地(200053.SZ)は29日、兄弟会社の深セン新南山(002314.SZ)による株式交換を通じた吸収合併計画について、修正後のプランをあらためて発表した。深セン新南山はA株を新規発行し、深セン赤湾石油基地のB株と交換する予定。計画が発効した場合、深セン新南山は深セン赤湾石油基地を非公開化し、吸収合併することになる。深セン赤湾石油基地の株主は交換比率に基づき、新たに深セン新南山のA株を保有する。

 交換比率は深セン赤湾石油基地のB株1株に対し、深セン新南山のA株3.6004株。基準株価は深セン新南山のA株が5.43元で、2017年11月28日の終値5.82元を6.70%下回る水準。一方の深セン赤湾石油基地のB株は23.27HKドル(約19.55元)で、同日終値(22.08HKドル)を5.39%上回る。深セン赤湾石油基地の株主には1株あたり18.28HKドル(約15.36元)の現金を選択できる権利が付与されている(※当社のお客様は現金買取権を行使できず、株券での受け取りとなる見通しです。取得した深セン新南山のA株は売付のみ可能となる見込みです)。

 株式交換を通じ、深セン新南山は8億3025万2200株(再編後の発行済み株数の30.66%)の新株を深セン赤湾石油基地の株主に割り当てる。深セン赤湾石油基地の旧株主の持ち株比率は14.78%となる見通し。再編がすでに完了したと仮定した場合、深セン新南山の2017年9月末時点の純資産は71億1821万9800元、2017年1-9月期決算の売上高は32億5948万5200元、純利益は1億1265万1300元になると試算される。
 
 再編を通じて深セン新南山が主力とする不動産事業と、深セン赤湾石油基地の物流事業との融合・シナジー効果の発揮を目指していくと両社は説明。さらにファイナンス機能を実質的に失ったB株市場から撤退してA株に切り替えることで、資金調達力の向上が図れるとしている。

 なお、一連の計画の発効には両社の株主総会での承認や関連当局の認可などが必要となっており、必ずしも実施されるとは限らないと強調。予定スケジュールはあらためて開示するという。

(同件につきましては、2016年10月11日付「吸収合併計画を一旦中止に」、2016年8月16日付「吸収合併計画での増資規模を引き下げ」、2016年8月3日付「株式交換計画を国資委が承認」、2016年7月19日付「株式交換による吸収合併計画の詳細」をご参照ください)
 
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【出所】深セン証取サイト上の公告(2017/11/29)

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