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渝港国際、筆頭株主が交代
2019.01.24 10:46
渝港国際（00613.HK）は23日、張松橋・主席を含む複数の株主が、合計40億9970万9732株に上る保有株（発行済み株数の約44.06％）を投資家の羅琪茵（カレン・ロー）氏に売却したと発表した。売却価格は総額7億1744万9203HKドル、1株あたり0.175HKドル。羅氏は筆頭株主になったことにともない、未保有の渝港国際の株式に対し、マンダトリー・オファー（義務的公開買付）を実施する。
羅氏は香港や海外の不動産投資を手がける人物で、2014年には透雲科技（01332.HK）の支配権の取得したこともある。今回の渝港国際の支配権取得は、中期投資が目的と説明している。
マンダトリー・オファーの提示価格は0.175HKドルで、2019年1月16日の終値0.170HKドルを約2.94％上回る。スケジュールは別途通知する予定。マンダトリー・オファーが発効するには、羅氏が50％以上の議決権を確保するという前提条件をクリアすることが必要。羅氏は渝港国際の上場を維持する方針という。
今回の情報開示のため、同社株は2019年1月17日に売買停止となったが、2019年1月24日に取引を再開した。
（同件につきましては、2014年10月10日付「確利達国際、筆頭株主の交代で義務的公開買付」をご参照ください）
【出所】香港証取サイト上の公告(2019/01/23)
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