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【2月27日の香港市場】

2019.02.27 18:18

 主要指数は続落。ハンセン指数は前日比0.05%安の2万8757.44ポイント、中国企業指数(旧H株指数)は0.75%安の1万1457.27ポイントだった。メインボードの売買代金は昨日に比べ9%減少し、概算で1210億4300万HKドル。「港股通」(本土からの香港株投資)は上海経由の売越額は15億8300万元、深セン経由は1700万元の買い越しだった(注文ベース:買注文と売約定の差)。

 ニューヨーク市場はダウ平均が3日ぶりに反落。利益確定売りに押された。こうしたなか、香港市場は主要指数が小高く寄り付いた。その後も底堅く推移。香港政府が明らかにした新年度予算案に、景気支援策が盛り込まれていたことなどを追い風に、後場の序盤にハンセン指数は節目の2万9000ポイントを超えた。もっとも、その後は本土市場の下落を受け、マイナスに転じて取引を終了した。メインボードの売買代金は6日連続で1000億HKドルを上回った。「港股通」の売買代金がメインボード全体に占める比率は約13%だった。

 ハンセン指数の構成銘柄では、スマートフォン部品の関連株が大幅安。瑞声科技(02018.HK)が下落率1位の4.95%安、舜宇光学科技(02382.HK)が同3位の2.55%安だった。BYD電子(00285.HK)が18年12月本決算の減益見通しを発表したことを受け、スマホ需要への懸念が高まった。中国銀行保険監督管理委員会(銀保監会)が保険代理店の管理強化を発表し、保険株が軟調。中国人寿保険(02628.HK)が下落率4位の2.46%安。0.13%増益の18年12月中間決算を発表した新世界発展(00017.HK)が1.86%安。本土系不動産株の下落が目立ち、碧桂園控股(02007.HK)が2.24%安、中国海外発展(00688.HK)が1.37%安。

 一方、長江実業(01113.HK)が上昇率1位の1.97%高、長江和記(00001.HK)が同3位の1.61%高。李嘉誠氏の引退後で初の本決算を前に増配への期待が高まっているもようだ。AIA(01299.HK)が上昇率2位の1.65%高。大手投資銀行が、目標株価と投資判断を引き上げたことが買い材料視された。その他の銘柄では、BYD(01211.HK)が4.48%安。2018年12月本決算が減益となる決算速報を発表したことが嫌気された。(投資調査部・関)
 
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